発芽して、目で見て若い苗と分かるまで二年も掛かるので驚いてしまいました。
この苗は、ヒオウギと言いますが、京都の祇園祭とも深い関係がある植物です。
西日本では花屋さんで見かけられる植物で、アヤメ科の多年草植物との解説だ。
漢字では、檜扇、日扇と表現されますが、その名の通り大きな葉が重なり合う。
まるで、扇を広げたように見えますが、確かに苗を見ているとその通りですな。
なぜ、発芽しても気が付かなかったのかは、フリージアを植えてしまったから。
春に種まきしても秋になって発芽しないので、そのままフリージアを植えたの。
この植物は球根ですが、芽が出て平たい葉が成長すると、似通っているのです。
このため、ヒオウギも同時期に発芽しても、フリージアと錯覚していたらしい。
フリージアの方は、早春に開花して五月の連休には、球根が休眠期に入ります。
それで、栽培した二鉢から球根を掘り起こそうと見ると、枯れない株があった。
その鉢に、ヒオウギを撒いていたので、ひょっとすると思って掘り上げました。
球根から成長した細かい根が、びっしりまとわりつく中に球根のない株がある。
要するに、球根植物ではないと一目でわかるほどで、これがヒオウギなのです。
頑張って成長していたのだなあと感慨も深く、さっそく、自作九号鉢に移植だ。
それでも株が意外に多かったので、そこの深い七号鉢にも移植しておきました。
一番成長の良い株でも高さが二十センチに達しないので、開花までもう一年か。
気長に育てようかと思いますが、ただ、葉の形状から観葉植物としても美しい。
というわけで、後で調べたらアヤメ科フリージア属の植物なので親戚筋らしい。
葉っぱの形状が似通っているのも納得がいきまして、ただ、草丈が70センチを超えるともネットに書いてあって、9号鉢でも丈夫美育つかなあと心配になってしまった自分なのでした。
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