2023年10月26日木曜日

古来「ところ」と呼ばれた芋は、古文書に栽培が記録されており、源氏物語や狂言にも登場するんだって ー ヤマノイモ(ガーデニング)

          
日光が良く当たる場所に鉢を移したせいか、今年はヤマノイモの成長が著しい。
するするとツルを伸ばして、ゴーヤの鉢用に張ったネットを這いあがりました。

よく観察していると、今年は花を咲かせたようで、垂れ下がらないので雄花だ。
直立していて、雌花は下向きに種子を付けると、ネットで調べて分かりました。

ミネラルウォーターのペットボトルを鉢代わりにして、数年は経過しているな。
そのせいか、地下茎の芋が伸びて、樹脂の底を割って突き出してしまいました。

このため、今年は収穫して芋を食べてみようと思いますが、生命力が強いなあ。
だから、自然薯の芋は滋養強壮になると言われるのも、分かる気がいたします。

それで、このヤマノイモの仲間で、苦くて食べられないオニドコロもあるんだ。
この植物も育てていましたが、食べられないので、栽培は二三年で終えました。

日光が良く当たれば、葉がヤマノイモより大振りなのでグリーンカーテン向き。
ところが、マンションのベランダは、直射日光が指さなくて育ちませんでした。

一方、今回はベランダの手すり近くに鉢を移したので、日当たりが良くて成長。
それで、ネットでこのイモの雌雄の花を調べていて、トコロなるイモを発見だ。

        
青森県の八戸で四五軒の農家が栽培しているそうで、やや苦く風味が良いとか。
ちゃんと青果市場へ出荷されているそうですが、ゴーヤの芋版になるのだろう。

”トコロ”で売られていますが、食べられるヒメドコロとオニドコロの交雑です。

現在は、青森県三八上北地域にのみ残っている貴重な文化遺産ということです。
それで、身の回りでは野良となった長芋が繁殖していて、秋はムカゴ取りです。

ヤマノイモより葉が厚くて、見た目で形状の違いが分かるので採取しています。
というわけで、秋は深まっていきますが、ヤマノイモは当面育ててみるつもり。

それで、植物学者の牧野富太郎は、この八戸で栽培されている”えどどころ”を自身で栽培したそうで、結果、自著の日本植物図鑑では、「えどどころ」をヒメドコロの別名であるとしていたのでした。



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