iPhoneでマクロ撮影 |
いつの間にヒラヒラと飛来しては、卵を産み付けてくれたのが、アゲハ蝶です。
その幼虫も、蛹になるためにヘンルーの鉢から出発していったのが、十月下旬。
今年も、そんな繁殖は最後になり、来春の羽化まで食草のヘンルーダも一休み。
と思っていて、関わりのある鉢は最近は見向きもせず、単なる水やりだけです。
ところが、葉を食べ尽くされた裸同然の夏ミカンの木を見て、驚いてしまった。
なんと、鳥が垂れ落としていった、黒っぽくて細長い糞のような物体を発見だ。
あれー、と注意深く観察していると、アゲハ蝶特有のハの字の白い紋様もある。
少し大きくなっていて、これは間違いなく、アゲハ蝶の幼虫二齢だと確認した。
しかし、葉を食べつくされて裸同然の木にしがみついても、飢えるだけだろう。
なので、失敬と心の中でつぶやいて、芋虫をつまみ上げて引っ越しの実行です。
移るのはヘンルーダの低木ですが、食草としては芋虫には一等の好物らしいな。
だって、幼虫が最初に食べた食草以外を与えても、食べないことがあるらしい。
蛹になれずかわいそう |
ところが、移したらすぐに食べだして、やっぱりヘンルーダは美味いのだろう。
このまま成長してくれと祈りつつ、ふと見ると、他にも幼虫の芋虫がいるんだ。
上さんに告げたら、しきりと観察していましたが、結局五匹をみつけたらしい。
最後の一匹は、孵化した直後で本当にちっぽけで、本当に成長できるのかなあ。
卵が産み付けられたのが十月下旬で、大体、十一月になって育つのか不安だな。
でも、未だに日中も気温が20度以上になる天気だから、暖かい日が続きそう。
というわけで、12月になって蛹になる幼虫もいるみたいで、先ずは観察です。
向こう一ヶ月の後期予報を見ても、平年より気温が高い確率は60%もあるようなので、無事に蛹になるまで成長してくれるのは間違いないから、それに期待しつつ、見守りを続ける自分なのでした。
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