2024年8月25日日曜日

昔はベニヤ板と言っていたけれど、本当は、合板に使う薄板のことを意味するんだってさ ー 籐椅子台座修理(DIY)

       
もっぱら、上さんがテーブルでパソコンの作業が楽だからと、座っていました。

まあ、ダイニング用は少し高く、身長の足りない上さんには、向いていません。
なので、この籐椅子が便利で使いこなしていたのですが、クレームが出ました。

木の破片がボロボロとイスから飛び散りだすと言いますが、修理したはずです。
おかしいと思いつつ、改めて分解すると、回転盤を取り付ける底板が大問題だ。

合板がボロボロになって接着した平板が完全にはく離して、割れ出していたの。
その結果、破片が床に散っていたと言うことで、今回は回転盤の問題ではない。

それで板を外したら、丸い底板が二枚に剥がれており、部分的に割れています。
普通、合板は3ミリぐらいを、正目の方向を互い違いに奇数組みで接着します。

これで、経年劣化してもしなりや反りを防ぐことができて、問題は接着剤だな。
接着剤の質が悪ければ、時間の経過で接着力が失せて、剥がれやすくなります。

つまり、そのまま使っていると、薄い平板が回転盤の応力で浮き上がるだろう。
ただ、そこまでは至っておらず、要は早速に剥がれた板材を接着し直すことか。

椅子自体は丈夫
        
この接着は、板材だから木工ボンドが適切で購入しやすいので、百均で調達だ。
買って来て、ベッタリ塗り付けて面を貼り合わせましたが、その面積が大きい。

直径で三十センチ以上はある円盤の板材なので、圧着するには万力も必要です。
幸いなことに、家には百均で買い求めた小型の工作用万力が、複数ありました。

これに使わなかった長細い板材を使い、万力で板材の面から強く圧着しました。
この三枚合わせ合板は、残り二枚がまだ丈夫に接着されていて、何とかなるな。

ぴったり接着するので二日間ほどそのままにしましたが、万力を外して驚いた。
厚さで12ミリぐらいの合板に変身し、かなり硬い感じで剥がれた頃と違います。

耐えられる板に再生されたのでひと安心ですが、合板なので板の周囲が心配だ。
また、崩れたり剝がれ出さないかと心配で、そこは樹脂系接着剤で補強に着手。

これも百均でグルーガンが売られていて、樹脂の接着棒も併せて購入ができる。
これがEPA樹脂で、色々な物体に貼り合わせできますが、多少熱に弱いんだ。

ただ、椅子は常温の環境で使う家具なので、接着した状態は保持されるはずだ。
こうして、板の外壁に貼る化粧のタガを、グルーをガンで溶かして張り付ける。

意外とすぐ接着できた割に、がっちりと合板の面に沁み込み食い込んで満足ね。
これで、後は、この丸板を載せると籐椅子の台座に、ネジで固定して完成です。

というわけで、以前のラフなねじ込みを反省して、台座にしっかりネジ止めだ。
どうも、これまではねじの位置が縁に近すぎて板の接着面が浮いて剥がれ出すような事態になっていたので、このような粗雑な仕上げ方を見ると、中国や東南アジア製の家具かもしれないなと感じつつ、親父の形見もあちらから到来物なら、大事に手直しして使おうと考えるのでした。



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