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令和6年3月31日滑走 |
標高が高いのに内陸部にあるゲレンデは、もっぱらスノーマシンで造雪します。
雪が降るには降りますが、十分な積雪が伴わないので、補うという意味なんだ。
このゲレンデは栃木県にありますが、山塊としては独立峰みたいな高原山です。
まあ、県境の山塊は標高的に高い連なりなので、雪雲がブロックされてしまう。
なので、この山塊を超えた雪雲は、降雪の後になり、降らせる雪は少なそうだ。
もっとも、アクセスできる観光道路として、日塩有料道路が開かれていました。
紅葉の観光資源を活かす目的でしたが、当然、冬季にはスキー場も開発される。
こうして、最盛期には四か所のゲレンデが存在しましたが、現在は二ヶ所のみ。
このエーデルワイスも、したたかに生き残りましたが、ご多聞に漏れず人工雪。
ただ、最上部ゲレンデのみ、十分な天然雪が降るらしく、標高は千五百近いな。
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実際に滑ってみると分かるのですが、天然雪のさらさら感が味わえる趣向です。
それより低い場所のゲレンデはほとんどがスノーマシンで作られたバーンだな。
最近は、スノーマシンの性能もよくなって、降らせた雪でも不満はありません。
面白いのは、最上部のリフト直下には、別のスキー場が存在していたことです。
鶏頂山スキー場といってリフト二基だけの小さなゲレンデで、最上部は湿原だ。
”枯木沼湿原”でして、ここからの連絡コースでエーデルワイスにも行けました。
確か共通リフト回数券もあったはずで、今は無きゲレンデを思い出したりする。
ただし、そこではスノーモービルが走り回ると、監視人さんが言っていました。
というわけで、三月末クローズの日でも、ゲレンデコンディションはバッチリ。
日中、日がさして来ると、ベシャベシャ雪になって重たくて、滑るのが面白くなくなって午前中に切り上げたのですが、そのシーズン最後の滑りとしては満足した自分なのでした。
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