ここは、ライン下りで有名な荒川の川岸にあって、紅葉の名所で知られます。
ただ名前が月の石とあるので、自分的にはアポロの月の石かと思ってしまう。
隣接する県立自然の博物館もあって、関連展示があると勘違いしていました。
ところが、命名の由来は別で、俳人、高浜虚子の詠んだ句にちなんでいます。
「ここに我句を留むべき月の石」と書かれた句碑が置かれているからだとか。
そんなシンプルに由来する公園ですが、紅葉の見頃の十一月は混雑するんだ。
約五十本のオオモミジなどがライトアップされ、夜の紅葉狩りがとても有名。
インスタ映えするから、スマホやデジカメを持って歩き回る鑑賞者が一杯だ。
当然、紅葉狩りの頃は、入場料や駐車料金を取られてしまって、仕方がない。
そんな時期に出かけた分けで、ライトアップよりちと早い夕方の四時前です。
それでも、駐車場は車も混雑していて、公園にはお客さんも多く見かけます。
ただ、夕日が傾いてきた程度で、ライトアップまでは待たないといけません。
少し早めに到着してしまったかなあと思いつつ、入場料が百円で済みました。
受付の方が、このまま五時以降のライトアップも、鑑賞して下さいと説明だ。
五時以降は本来なら三百円ですが、割り引きがうれしくとも、ひたすら寒い。
夕闇が迫ると気温も急に下がりだして、厚着をして来たから耐えるのみです。
まあ、五十本くらいのモミジしかないので、歩き回るとすぐ終わってしまう。
雰囲気の変わるライトトアップまで待つしかなく、ベンチに座り込みました。
イヤー寒いなーと待っていると、ウトウトしてきて居眠りまでしてしまった。
それで、上さんからライトアップだと言われて、のっそり立ち上がりました。
後は、ライトアップされたモミジをスマホで撮影しようとひたすらうろつく。
それが、日中のモミジ鑑賞と比較してきれいなのかは、想像にお任せします。
というわけで、ライトアップで滞在していたのは、たった三十分なのでした。
この後、お惣菜がおいしいと評判の近所のヤオコースーパーへ行って、夕食の買い物を済ませると、チェックインでホテルへ向かいましたが、ここの大浴場が冷えた体を温めるのにうってつけだったので、今日一日はまず満足したということなのでした。


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