2015年3月15日日曜日

海外にもっと名前が売れても良いスキーリゾートなんだけどね - 尾瀬岩鞍スキー場( その二、四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍)(群馬県)

尾瀬岩倉リゾートパンフ
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日本は、世界の中でも類を見ないスキーリゾートのある国なんだそうです。
ネットで紹介されていたデータによれば、三百五箇所もあるそうで、驚きました。

どれぐらいの規模を言っているのかわかりませんが、リフト一本では無理でしょう。
最低、リフトが数本合って、ゲレンデもバリエーションがあり、宿泊設備も整っている。
 
これを合格ラインとすると、日本のスキー場は数が減ったとはいえ、総数五百くらい。
なので、小規模なゲレンデを差し引いて三百箇所くらいは、リゾート適マークなのか。
 
一方、最も多いのはアメリカですが、スキー発祥の地、オーストリアよりも多いのです。
数ではアメリカがダントツで四百箇所以上もありますが、それは大陸国家だから。
 
日本より面積で25倍も大きな国だし、緯度的に高くて雪にも恵まれています。
首都のワシントンでも仙台あたりですし、シアトルはもっと稚内より北に位置します。
 
ロッキーー山脈のような山岳地帯もありますし、人口も三億人以上なのでした。
だから、スキーリゾートが四百箇所以上あったとしても、当たり前かも知れません。
 
クリックで拡大してください。

他方、ヨーロッパアルプスのお膝元、オーストリアは、二百七十五箇所もありました。
面積で比べると日本の四分の一にもならないのに、リゾートが集中しているのです。
 
それだけアルプスは、貴重かつ重要な観光資源になっているということでしょうか。
人口は千万人にも満たない国ですが、スキー・スノボ用品のブランドも有名です。
 
ヘッド、フィッシャー、アトミック、ディナスター、クライスルなどなど、目白押しですね。
こうしてみると、国土面積も小さいし、緯度で見てもかなり南の日本が異色です。
 
かろうじて、人口が一億二千万人で、経済規模には見合っているのかもしれません。
西日本のゲレンデは北緯34度程度に位置しますが、緯度的には北アフリカでした。
 
ただ、モロッコアルジェリアにもスキーリゾートがありますから、雪は降るのです。
イラン、パキスタン、インドだってスキーができますから、実に世界は広いのでした。
 
さて、最近は、海外のスキーヤーも日本のリゾートでよく見かけるようになりました。
特に、北海道のニセコは、オーストラリアからのお客さんがよく来るので有名です。
 
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実際、このことが、日本のスキーリゾートを、海外に紹介する橋渡しになりました。
英語圏の人たちが、その素晴らしさネットで紹介してくれたのがきっかけです。
 
つまり、実際に滑った人が、日本のゲレンデの真価を理解してくれたのでした。
どうも、ゲレンデのレイアウトが、林間を抜けるコースになっているのが魅力らしい。
 
ヨーロッパアルプスなら、標高も高くなって、軽く森林限界を超えてしまいます。
雪質は申し分ありませんが、見渡す限り雪原だけになり、景色が単調かもしれない。
 
一方、日本のスキー場は、標高がさほど高くないので、必ず山林が残されています。
標高の最も高い横手山スキー場でも、針葉樹林帯が美しくて樹氷も期待できそう。
 
円安になって日本を旅行しやすくなりましたから、ここは日本を訪れてもらいたい。
各地のスキーリゾートが、世界に向けて発信・紹介されるのは、うれしいことです。
 
それで、どこのリゾートが紹介されているのか、ネットで検索をかけて調べました。
北は北海道から長野県あたりまで、名の知れた箇所がよく紹介されております。
 
尾瀬岩鞍リゾートパンフ(夏バージョン)
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ですが、残念なのは、この尾瀬岩倉を含めた関東地区のゲレンデが見当たりません。
この片品村の国道120号線は、ゲレンデ街道でして、リゾートが集中しております。
 
車で出かけても、首都圏からは近距離ですから、交通の便もよいはずなのです。
なのに、この岩鞍はリゾートとして売り出してきたのに、海外では知名度がありません。
 
ここは、海外のPRにもっと目を向けてもらって、積極的に売り出したらどうでしょうか。
加えて、世界遺産の富士山が見えるなんて、ちょっとした宣伝になるかもしれない。
 
それに、冬のスキー以外では、尾瀬湿原のハイキングを目的とした宿泊施設です。
パンフを見ると分かりますが、高山植物の鑑賞をトレッキングで紹介していました。
 
というわけで、このリゾートは、マルチで観光PRをしたらいいんじゃないでしょうか。
尾瀬国立公園の四季を通じた景観は、この日本にひとつとない素晴らしさですから、スキーヤーも含めた海外観光客の誘致に、もっとチャンレンジしてもらいたいと思うぐらいなのでした。


おまけ:
海外における日本のスキーリゾートを紹介したサイト
 
 
 
 
 
 
 
 
 



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2015年3月13日金曜日

温泉掘削で野沢温泉に対抗したり、妖しい屈曲リフトがマニアックだった - 戸狩 温泉スキー場(その二)(長野県)

グーグルドライブはこちらから左下に掘削された戸狩温泉がある

ゴンドラが無くたって、滑って思う存分楽しめる大規模なゲレンデはあるものです。
特に、この戸狩温泉は代表格で、自分の滑った頃はリフトが15基もありました。

ただ、近くにはライバルみたいな野沢温泉のどでかいゲレンデがあって、手ごわい。
信濃川をはさんで、ちょうど向かい側に位置しますが、対立感情があおられます。

何しろ、相手はゴンドラが二基も存在していて、機動力に差をつけられてしまう。
しかも、戸狩には温泉もなく、滑ったら疲れた体を癒すお風呂の楽しみも欲しい。

そんな野沢スキー場には、絶対負けられないと温泉掘削の挑戦が始まりました。
時は平成3年、自分が滑っていた十二月には、すでに掘り当てていたのだとか。

平成16年1月10日滑走IC一日券の代わりに一回券をゲット

こうして、毎分420リットルの自噴する温泉は、民宿などへ供給されております。
後年、改めて滑ることができましたが、日帰り用の”望の湯”も満喫できました。

一方、ゴンドラだけは敷設できずにいますが、今更無理する必要も無いでしょう。
野沢温泉のゴンドラにしたって、上部へ上がる連絡用みたいな雰囲気もします。

むしろ、適度な索道距離のリフトを複数乗り継ぎながら、上っていくのも楽しい。
気が変われば、途中から滑り降りて楽しめるし、高速クワッドリフトで十分です。

そういう点では、この戸狩スキー場は、クワッドリフトのレイアウトが勝っています。
ただですねー、スキーブームが過ぎ去った結果、やけにリフトが少なくなりました。

ペアリフトがどんどん撤去されていって、機動力のあるクワッドに集約したようです。
それでも、とん平ゲレンデにはペアリフトが健在なようですが、減らしすぎでしょうね。

ゲレンデの名前も、ペガサス、オリオン、カシオペアと改名されて、ちょっとさびしい。
やはり、左とん平ゲレンデと勝手に呼んでいた場所がなくなったのは悲しいのです。

グーグルドライブはこちらからゲレンデは、後に改称されたみたい

本当は”とんだいら”と呼び習わすそうですが、自分的には左さんの方が好ましい。
ペガサスはパノラマで、オリオンはサンシャインだったのに、ずいぶんと変わりました。

加えて、昔は一風変わった構造を有した、第三屈曲リフトが存在していました。
冒頭のゲレンデマップを拡大してごらんいただければ、L字状の索道が分かります。

つまり、途中で直角に近い角度で左に折れて上っていくのは、実に珍しいのです。
このリフトでは、上り線の途中、屈曲部分に滑車があって方向の転回をします。

ここには、搬器が遠心力で外側へ振り回されない技術的な工夫があるようです
結局、自分はこのリフトに乗らずじまいでしたが、構造の話はネットで知りました。

未だに、ネットでこの話題が散見されるぐらいだから、戸狩の名物だったのでしょう。
というわけで、自分なりには、このゲレンデが気に入りまして、再訪したぐらいです。

三つのゲレンデを心置きなく滑るためには、丸一日を費やすのが適当でしょうし、ここは付近の民宿に泊まりながら、ゆったり温泉に浸かってのんびりするのが、ベストなのだと思った次第なのでした。


おまけ:
戸狩スキー場ゲレンデマップ2003グーグルドライブはこちらから


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2015年3月11日水曜日

幻の第五~八ゲレンデをぜひ実現してもらいたかった - 加山キャプテンコースト (新潟県)

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あの加山雄三がオーナーで、ゲレンデにかける情熱で作り上げたスキー場でした。
今はもう、湯沢町にかつて存在したスキー場といわねばならず、寂しい限りです。

パンフレットの表紙も、ご本人が颯爽としたフォームで滑走する姿が載っています。
もっとも慶応の学生時代、神奈川県代表の国体スキー選手として活躍しました。

まあ、加山さんは一般には海の若大将のイメージですが、スキーも特技なのです。
親戚も岩原スキー場を経営していて、足繁くゲレンデへ通うことができました。

他方、銀幕のスターなど芸能人が、このゲレンデへお忍びで訪れていたらしい。
残念ながら、後年、経営が振るわず、このゲレンデは人手に渡ってしまいます。

結果、芸能プロの関連会社に所有権が移ったのも、同業のよしみでしょうか。
そんな華やかな冬の社交場を経験したから、ゲレンデオーナーになりたかったのか。

それでも、海とのつながりは切り離せなくて、キャプテンコーストと名づけられました。
管理センター前の平坦なバーンには、堂々とクルーザーも飾られたほどです。

平成4年2月23日滑走

そんな風にも思えるのですが、このゲレンデも万全とはいえない開業になりました。
パンフレットのコースマップでは、ゲレンデに割り振られた番号に欠番があるのです。

第五~八ゲレンデが見つからないのですが、パンフにその理由が見つかりました。
”※来年度以降、リフト・ゲレンデ増設計画中”とあり、拡張する気だったのです。

ウイキでは、どうも資金難で当初の予定規模のコースがかなわなかったとあります。
付近には、交通の便が良いスキー場も新設・増設されて競争が厳しくなりました。

ブームも去ってスキー人口の減少もあったし、結局、増設のないまま廃止です。
それで、等高線の地図にリフトを引き直して、幻のゲレンデを想像してみました。

クリックで拡大します

おそらく、赤い丸のエリアにコースを増設する予定だったと、勝手に推測しました。
オープン当初から、初中級コース中心のレイアウトで、中上級が少ないのです。

上級は、すでに第三・九コースが用意されていますが、距離がやや物足りない。
それに斜度が急過ぎで、二十度後半で圧雪車の入るゲレンデがないのです。

これを補うため、右斜め上の赤丸がコースレイアウトの予定地だったと思います。
等高線がやや狭く一定で、長い傾斜が保たれるので、ゲレンデには適当でしょう。

さて、加山さんが来場する際には、公式サイトで事前にアナウンスされたそうです。
ご本人は、特別観光大使を務めており、湯沢町の看板にもなっておりました。

なので、東北大震災の影響もあったのですが、廃業の衝撃は大きかったみたい。
リニューアル話が一転して廃業になってしまい、地元も困惑したんじゃないのか。

それは皆さん心配しますよね。
でもまぁ、僕は20年間、トータルで20億円以上ものお金を補填してやってきたからね。
バカだといわれてもしょうがないと思うけれども、ずっと赤字で、1回も黒字なし。
売却も考えたけど、東日本大震災で買い手が付かなくなって、廃業するしかないなと

NEWSポストセブンの本人のインタビュー記事ですが、仕方なかった感じもします。
というわけで、加山さんはスキーが好きだからこそ、オーナーでいたかったのでした。

開業していた間、赤字続きのゲレンデに資財を注ぎ込んで守ってきたこだわりこそ、スキーが好きなあなたなら理解できるでしょうし、地元の自治体にも大きな貢献になったということですから、ここはひとまずご苦労山でしたと、素直に声を掛けてあげたいと思ってしまったのでした。


おまけ:
駐車券
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2015年3月9日月曜日

今シーズン学芸員の調査研究旅行は無事完了しますた - 奥飛騨・越中のスキー 場(岐阜県・富山県)

ひるがの高原SAより眺望最高

当博物館は、ウエッブ上のブログ形式で、収蔵品を公開してきました。
展示品は、スキー場のリフト券やパンフレットなどの紙の資料だけです。

このため、箱物の施設に出かけてもらい、実物を見学する必要もありません。
資料をウエッブで公開し、関連する解説を記事にして読んでいただきます。

つまり、公開したアドレスのURLを訪問して、閲覧する運営スタイルなのです。
ネットにアクセスできれば、好きな時に全国どこでも、この博物館は出現します。

これこそ、バーチャルなミュージアムといっても、良いのではないのでしょうか。
他には、Web博物館ともいうようですが、ネット探すと結構見つかるものです。

例えば、年賀状博物館ミシン博物館草軽電鉄博物館小田急鉄道博物館
一方、富松城歴史博物館サイトでは、注 :博物館は実在しませんとありました。


わざわざ断ったのも、ホ-ムページ開設者には施設建設の夢があるからです。
総工費、七億五千万円、地下1階地上3階建て、高さ15mとありました。

大きな構想をお持ちのようですが、グーグルストリートビューでは、未だ城跡です。
まあ、将来、実物の博物館ができあがるのを、願ってやまないのだと思いました。

大きな構想をお持ちのようですが、グーグルストリートビューでは、未だ城跡です。
まあ、将来、実物の博物館ができあがるのを、願ってやまないのだと思いました。

グーグルストリートビュー

さて、拙ブログは、昨年一月から、大体二日おきの記事更新を続けてきました。
全国各地、色々なスキー場を紹介中ですが、訪ねた順番で取り上げています。

オープン初めは、道産子なので帰省中に滑ったゲレンデを、取り上げていました。
それから、仙台在住中に訪ねた東北のゲレンデも、比較的多く紹介しています。

このため、首都圏に近いスキー場や、岐阜県以西のものが後回しになりました。
これも、編年体で記事と資料を紹介しているので、ご了承いただきたいのです。

そして、この博物館の館長こと、ブログ主が、同時に学芸員も兼ねております。
一人で運営を切り盛りしているのですが、記事の投稿もあり大変な作業です。

それでも、ほぼ二日おきに粉骨砕身、興味の赴くまま記事を書いて来ました。
全国各地のゲレンデを紹介する原稿を執筆しますが、関わる準備も大変です。

資料集めに始まり、原稿も四百字詰用紙で読みやすく三~五枚にまとめます。
時には着想が湧かず、滑ったゲレンデの印象が薄いスキー場も中にはあります。

そんな時、地元の話題を中心にした、寄り道と言うか脱線記事も書きました。
こじつけでも、自分なりに調査した結果ですので、後で読み返しても面白い。

岩瀬家・越中五箇山・重要文化財・合掌造り

ただ、滑ったスキー場の数も、出稿するにつれて減ってくるし、心配にはなります。
四百箇所以上も滑ってきましたが、すでに三分の一は紹介したんじゃないのか。

そうなると、時として、始めて滑るスキー場も訪ねておかねばならないわけです。
こうして、昨年に続いて、今年は奥飛騨・越中のゲレンデ六ヶ所を訪ねました。

岐阜県のゲレンデ
① めいほうスキー場 (3/4)
② 鷲ヶ岳スキー場 (3/5)

富山県のゲレンデ
③ タカンボースキー場 (3/5)
④ たいらスキー場 (3/6)
⑤ 牛岳温泉スキー場 (3/6)
⑥ イオックス・アローザスキー場 (3/7)

リフト券もスキー場のパンフ・チラシも集めることができましたので、大収穫です。
これで、岐阜県内で滑ったスキー場は、二十ヶ所ほどになったでしょうか。

富山県も十ヶ所ぐらいにはなり、成果を挙げておりますが、石川県は未だです、
しかも、琵琶湖の滋賀県より西にあるスキー場もこれからで、道半ばかもしれない。

と言うわけで、今シーズンの学芸員調査旅行は、無事終了したのでありました。
これからも、一年に一回は三四泊のスキー旅行を実施するつもりですが、記事で紹介できるスキー場のストックがなくならないようにゲレンデを訪ねばならず、なかなか大変なフィールドワークだと、心底思うのでありました。



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