2024年3月16日土曜日

お菓子のようだったり、蒸しパンだったり、果ては焼きまんじゅうみたいな総菜パンまであるんだ ー みそパン(長野県)

        
スキー旅行のゲレンデ話は、おいおい書こうかと思いますが、話題は駄菓子だ。
長野へスキーに行きますと、駄菓子メーカーが各地に散在していて、面白いの。

特に、北海道から上京して就職した自分にとっては、昔懐かしい菓子を再発見。
それは”みそパン”といって、みそ味の風味がする記事が堅く詰まったパン菓子。

何に例えたらいいか考えますに、三立製菓の”かにパン”みたいな味わいがする。
ただし、味噌味、味噌風味がするので、和魂洋才みたいなパン菓子なのでした。

それで、今回は長野の上田市にある地元スーパーの”ツルヤ”で、商品発見です。
他にも色々な駄菓子があったのですが、長野県は大きな県だから産地が異なる。

この味噌パンは、安曇野地方にある日新堂製菓で、比較的よく知られています。
ホームページも充実していて、味噌パン物語という含蓄のある説明が面白いな。

家に帰ってからホームページを見たまでの事ですが、スーパーでは早速ゲット。
それ以外も色々なお菓子を見つけましたが、ミニどら焼きは天恵製菓のお菓子。

本社工場は、豊丘村にありますが、場所は南信州で距離的には、かなり遠隔地。
県内で流通している点を考えると、長野は独自の経済消費地なのかもしれない。

栗を使った和菓子も多くて、町起こしで有名になった小布施の栗羊羹は有名だ。
他にも、ご当地パンとして有名な”牛乳パン”もあったりして、一層興味も募る。

まあ、このパンを製造販売する会社が12ヵ所もあって、長野県全域をカバーだ。
以前、滋賀県彦根でソウルフードの”サラダパン”を食べましたが、具が漬物ね。

      
コッペパンと”たくわん”のコラボで驚きましたが、味は意外においしかったな。
だけど、買ったのは”ベイシアスーパーセンター彦根店”で、群馬が本社の企業。

ここは一番西側にある出店だそうで、関東だけと思っていたのが間違いでした。
というわけで、スキー旅行で楽しみな駄菓子は”かたパン”に続いて”みそパン”。

これ以外にも、スーパーの食品売り場で、イナゴや蜂の子の佃煮が、ちゃんと商品棚においてありましたので、さすが昆虫食の宝庫、長野ならではだと思ってしまったのでした。

ツルヤで発見



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2024年3月14日木曜日

かつては修験道の沢渡黒伏の山塊があって、一帯は山伏修行の土地ですが、そこにスロープがあるの ー 黒伏高原スノーパーク・ジャングルジャングル(山形県)

みちのくクライミングの黒伏山
           
セントメリースキー場を滑ったら、午後は略称の”ジャングル”に向かいました。
このゲレンデは、実に長ったらしい名前で、地元民は簡素化して呼ぶようです。

それで、このゲレンデは平成8年オープンですから、非常に後発のスロープだ。
これ以降の新設は、関西で”いぶきの里スキー場”と”峰山高原リゾート”ぐらい。

これでよく開発したと思うのですが、仙台市から下道で一時間ちょっとの距離。
これだと、いかにスキースノボのレジャーが下火になったとしても期待できる。

雪国でも、周辺自治体には天童スキー場ぐらいだから、歓迎されたのでしょう。
まあ、この山塊は、積雪も意外に豊富なゲレンデで、ゲレンデが安定している。

宮城県側のゲレンデが雪不足で滑られない時でも、ここは楽に滑られたりして。
なので、滑走条件の優れたゲレンデだと、穴場的な一押しスキー場なのでした。

ところで、このゲレンデは、周辺街道を走ると行先表示板が全く現れないんだ。
最近は、カーナビで目的地までセットすれば、走行道路を指示はしてくれます。

なので、行先表示のサインボードがなくても、たどり着けますが心配になるな。
途中には、砕石工場が現れたりして、ゲレンデのイメージが全く感じられない。

平成26年3月20日滑走
エスカレータでスキーセンターへ
             
ですが、結構、舗装路を上り詰めると駐車場にたどり着けて、一安心しました。
それで、今改めて記事を書いていて、この道路のどん詰まりに山小屋を発見だ。

御所山(船形山)の登山基地になる柳沢小屋で、地元では知られていそうです。
一度、宮城県側から登ったので土地勘はあっても、ゲレンデまでつながらない。

そんなゲレンデですが、駐車場からスキーセンターまでは、エスカレータ登行。
高さで十メーター以上はあるので、ちょっと都会っぽい施設にはなっています。

滑ってもらえれば分かるけれど、リフト三本でもコースレイアウトが効率的ね。
個人的には、蔵王温泉のどでかいゲレンデより、こじんまりして楽しめますな。

というわけで、このゲレンデのエリアは、山形県東根市大字観音寺といいます。
ところが、この名のお寺がないので不思議な気がしましたが、古流修験本宗總本山甑嶽山観音寺が実際に市内にあって、山伏修験道の修行を実践して加持祈祷を行いつつ海外活動も盛んらしくて、ただ、零章についての因縁話を固く禁じており、それを破ったものは破門するという、なかなかに厳しい宗教法人だと思うのでした。



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2024年3月12日火曜日

ゲレンデに絶景の「天空サイト」を追加整備したとか、四季奏でるまち金山の謳い文句よろしく、PRにはなるな ー グリーンバレー神室スキー場(山形県)

平成26年3月21日滑走
       
もう少し、宿泊する宿に早く着けばよかったと、上さんに愚痴を言われました。
それほど、”シェーネスハイム金山”の部屋の調度が、予想外に上等だったのよ。

この前は、東根市にあるスキー場から車を走らせてきましたが、金山町は遠い。
欲張って、一日二ヶ所、午前午後でゲレンデをハシゴしたので遅くなりました。

現在は、東根市から東北中央自動車道の無料区間が開通したので、かなり便利。
その前は、所々が無料区間で、国道13号線と時間的に差がなかったと思います。

それで、夕方少し暗くなってから到着したので、外の景色があまり分からない。
ただ、部屋の雰囲気が落ち着いていて、この金額で一泊二食なら最高でしたな。

ここは、栗駒国定公園の西端に位置する神室山地の麓にあるリゾート地なんだ。
滞在型と謳っていて、グリーンバレー神室と言いますが、ゲレンデもあります。

シェーネスハイム金山
ゲレンデマップ(クリックで拡大)
     
リフトが1本だけのスキー場ですが、ゲレンデレイアウトはそれなりに面白い。
翌日に二時間券だけで滑りましたが、リフト直下から降りてくるコースが最高。

上級者コースは28度くらいですが、圧雪が入るので、ガンガン飛ばして滑走だ。
それ以外は初中級コースなので、初心者でも楽しめるゲレンデだと思いますな。

ナイター設備もあり、町内から滑りに来ているのでしょうが、出色はクロカン。
クロスカントリーのコースがあり、そう言えば、高校のスキー部は強豪校だな。

自分が滑った時も、クロスカントリーの選手がコースを走っているのを見たの。
自分も北海道出身だから、やはり雪国のスポーツは、これだなと思ってしまう。

それで、この町は金山杉という銘木の産地としても有名で、江戸時代の伝統だ。
新庄藩の藩政時代に、植林で保護してきたので、樹齢三百年の美林が広がるの。

しかも、奥羽山脈の山塊として、神室山連峰が栗駒国定公園に入っております。
ホテルから上流にある神室ダムの先から、登山道が通じており登山客も多いな。

まあ、ヤマケイで紹介した内容だと、中々登り応えのありそうな稜線と感じた。
それに、この近辺だと高層湿原のある虎毛山なども、高山植物が美しく有名だ。

というわけで、明治期にイザベラバードという女性旅行家も訪れている金山町。
町の印象はよかったらしくて二泊したようですが、中々に落ち着きのある町で、急ぎ足のスキー旅行でなければ、もっと、くつろいだ気持ちで泊まってみたかったと思うのでした。



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2024年3月10日日曜日

サイトを訪ねると、”今シーズンを持ちまして閉鎖となります。”のアナウンスが読めてもの悲しいなあ ー みやぎ蔵王 セントメリースキー場(宮城県)

背後に山形自動車道(E48)
      
このゲレンデ、仙台市内から出かけるより、山形市内の方がはるかに近いです。
調べると、蔵王国定公園内エリアから外れているので、開発ができたのだろう。

なので、”みやぎ蔵王セントメリースキー場”の名称は、少し誇大な表現と思う。
まあ、山形蔵王の名称は、既に使われてしまっているので、宮城蔵王なのだな。

近辺は、山形方面へ抜ける街道の笹谷峠で、積雪期には閉ざされる難所でした。
現在は、長いトンネルもあるので通行も楽になり、だから開発したのでしょう。

実際、ゲレンデの一部を国道のトンネルが抜けていたり、高架の下を滑ったり。
国道に隣接して設けられた感じで、シティスタイルのゲレンデでPRしていた。

でも、個人的には笹谷峠の”有耶無耶関趾(うやむやのせきあと)”が印象的だ。
古代、陸奥の国と出羽の国とを結ぶ旧道の峠に、この関所が設けられたらしい。

平成26年3月20日滑走
     
伝承によると、昔、この関所に山鬼が住んでおり、旅人を捕らえて食べていた。
それで、山中に観音様の化身の双鳥がいて、山鬼がいるときは”有耶”と鳴くの。

次に、いない時は”無耶”と鳴いて旅人に知らせたところから、”うやむや”だと。
それが関所の名前になったとあるのですが、”有耶無耶にする”意味と違います。

ただ、山形と秋田の県境に、古くは同名の関所があったようで、有耶無耶な話。
それにしても、笹谷峠スキー場にしていたら、都会的なイメージなど全然ない。

なので、セントメリーというネーミングは、それなりに良かったのでしょうな。
ところで、このゲレンデは、令和五年度シーズンの営業をもって閉鎖なんだと。

民間で開業しても、経営不振で自治体の川崎町が引き継いだりと苦難の歴史だ。
標高もそう高くないから雪不足に悩むゲレンデで、年末に滑られない日もある。

実際、年末の正月スキーで横浜からいざ出かけたら、営業していませんでした。
暖冬の年は、こういう悲しい結末になって、やっと滑走できたのが十年前なの。

というわけで、閉鎖される前に滑って良かったという思い出のゲレンデでした。
今シーズンも異常なまでに暖冬で積雪が少なく、まだ二月なのに安全に滑走できるコースが確保できないから、閉鎖状態が続いている始末で、このままシーズン最終日を待たずに営業を終了してしまうのではと、危惧する自分なのでした。

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