2025年9月5日金曜日

この学校は、英語で「Secondary school」だそうですが、具体的には小学校卒業後、大学進学までの間の教育段階を指す言葉らしい ー 同窓会出席(札幌市)

丘珠玉ねぎ
      
高校の同窓会に、リタイアして初めて、札幌まで飛行機で飛んで参加しました。
というか、かつて存在した市立高等学校だったということで、今は存在しない。

代わりに、校名自体は存続したのですが、中高一貫教育校に変貌していました。
なので、札幌市内で三校しかない私服校のひとつで有名だったのは、事実です。

まあ、北海道内の公立高校では最初で、それがために、有名になっていました。
ただ、それを希望して進学する生徒は少なかったと思うのも、立地のせいです。

開校した当初は、周辺に玉ねぎ畑が広がっていて、丘珠玉ねぎの産地で有名だ。
正式な校名よりは、逆に”玉ねぎ高校”とからかわれる始末で、懐かしくもある。

一方、姉妹校だった市立校は、方角が正反対の山間地にある、”山猿高校”だな。
運動部会で争う定期戦やの行事も行われましたが、他方は34キロの強歩遠足。

支笏湖まで歩くという遠足で、進学校を目指してスパルタ教育を実践していた。
まあ、有名大学の進学実績を上げるというのが目標でしたが、その割にゆるい。

だから、ちんたら、高校ライフを満喫していた生徒も、多かったと言うわけね。
でも、制服も採用された中高一貫校に変貌してしまっては、既に学校が違うよ。

そんな思いからか、旧高校が閉校した年の同窓会では、二次会に何とか参加だ。
以降、高校として同窓会は開かないという、非常に寂しい思いもした分けです。

ところが、今年は合同してまで同窓会を開くことになろ、喜び勇んで参加した。
うれしかったのは、応援団長のKさんに再会できた事で、文化部の先輩だった。

実地の部活には参加してもらえませんでしたが、顔だけはのぞかせてくれたな。
一年の先輩でも、文科系では先輩後輩に区別がなく、あるのは応援団長の畏怖。

というわけで、一貫校に代わってから進学実績も大して向上したわけでもない。
むしろ、首都圏の有名私大進学する生徒が増えており、この点では進学校のプライドは維持されたのでしょうが、自分の卒業当時、共通一次試験を嫌った前年の駆け込み受験だったせいか、同期の四人に一人は教育大学へ進学したというへんてこな実績だけが誇りの、今は無き母校なのでした。



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