出張で来ている工場の構内で、ヒルガオだと思われる花が咲いていました。
英語名ではBlindweedと呼んでいて、花自体は日本でも咲いています。
自分の住んでいるエリアでは、戸塚近辺を流れる柏尾川の土手沿いです。
日本で見かける花とほとんど変わりませんが、本来は熱帯地域の花なのだ。
こちらは冬が来れば枯れてしまう一年草ですが、熱帯では枯れない多年草。
そんな昼顔を見つけつつ、アジアは一つと言った岡倉天心を思いだしました。
実は、この明治の思想家にも、インドとの情熱的な接点があったのですよ。
それは、バネルジー夫人といって、生涯最後の運命的な恋におちた女性です。
天心は、この未亡人の住んでいたカルカッタに一ヶ月ほど、逗留をしています。
ノーベル賞を受賞した詩人タゴールの遠縁に当たる、ハイソな女性だったとか。
こうして、芸術分野で意気投合した二人ですが、遠距離ゆえにペンフレンド。
その切実な気持ちを明かした文章が、天心記念五浦美術館で見られます。
ムンバイメトロ線は、全車両が快適な冷房の近代的な高架鉄道なんだ。
ニ三年前に、ガトコパール駅からベルソバ駅まで運転を始めたホヤホヤ。
この路線が操業中なのは知っていましたが、今回の出張でやっと乗れました。
出張してきても土日になると疲れが出て、わざわざ出かける気にもなれない。
今回は、ホーリー祭と重なって週末三連休になったので、つい出かけました。
それで、高架鉄道なので、タイ・バンコクのBTSとそっくりな感じがしましたです。
ここ中央駅のプラットフォームは、都市近郊路線と全国路線に分かれます。
どちらのフォームかは分かりませんが、アカデミー受賞作品でも使われました。
映画、”スラムドッグミリオネア”のエンディングで踊るシーンで撮影されたんだな。
ファンなら誰でも知っているシーンですが、ぜひ訪ねて雰囲気を味わいたい。
それで、このプラットフォームの入り口は、CTS駅庁舎の正面から裏手です。
荘厳な建築部だけを見て満足してしまうと、つい通り過ぎてしまうので注意。
ムンバイ中央駅付近の通りで、ノンビリ歩いている牝牛に出会いました。
お乳が張っているし、カウベルをつけているので、搾乳をする牛さんでしょう。
でも、ムンバイ中央駅の目の前で、悠然と闊歩するのは祝日のせいです。
ホーリー祭といって、ヒンドゥー教の春祭りで、みんなで春の訪れを祝います。
誰彼ともなく、カラフルな色粉を塗りあったり、色水を掛け合ったりしてました。
前日は、板金の協力会社を訪問しましたが、仕事より、すでにお祭り気分。
地元の人も浮き足立つような幹事で、街頭では酔っ払いが喧嘩しています。
そんなお祝いで浮かれ疲れた人々をよそに、牛さんだけが悠然としていました。
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