2018年3月23日金曜日

アイロンみたいでやかましいAMDのCPUを使い続けてきたけれど、やっと新作のRyzenで省エネになったね - Ryzen 2200G (AMD)

AMD Ryzen 2200G (APU) 

新しいデスクトップパソコンを、DIYで組み立ててみました。
今まで使ってきたパソコンも自作ですが、中古品で組み立てたもの。

すでに数年が経過しているので、大分、性能が陳腐化しています。
CPUの性能って日進月歩で向上しているので、今はエントリー並み。

使えなくはないけど、最近はAMDのRyzenなるCPUも登場しています。
一方、インテルのは種類が多すぎで、ソケットもマザボも異なります。

それに対応バイオス(BIOS)のバージョンに注意する必要もあります。
なので、中古パーツを買い揃えて組み立てるには、神経を使うのよ。

それに比べると、AMDは弱小CPUメーカーなので、そんな余裕がない。
だから、製品のラインナップも限られて、中古でも選びやすいのです。

このため、今までの自作機は、AMDのCPUばかりで組み立てました。
これには、もう一つの理由があって、人気が無くて値段が手ごろなの。

そういえば、マツダのRX-7は、プアマンズポルシェと例えられました。
ポルシェの車は高額で買えないけれど、RX-7なら買えてしまうから。

それが、PCパーツの世界でも、インテルとAMDだったわけなのです。
多少、性能に差が出ても値段が手ごろなら、我慢しても構わないな。

ただ、消費電力がバカでかくて、125ワットではインテルの倍だよ。
発熱がひどくて、空冷するファンの音が高くて、爆音なる騒音です。

なので、CPU電圧を落として消費電力を下げて、発熱を減らします。
そんな、ダマシダマシの工夫で使ってきましたが、今回は違うんだ。

マザボ、ASRock AB350M-HDV
   
このRyzenというCPUは、APUなのに電力が65ワットです。
グラフィック機能を組込んだCPUですが、インテルにもあります。

対抗馬として”Core i3 8100”のモデルですが、AMDの方が買い得。
マザボと組み合わせたコストが、インテルより安くてコスパが高い。

それに、インテルのグラフィックスがいまいちで、これからもAMD。
というわけで、インテルはAMDの対抗馬に慌てている感じもします。

Core i3って、今までは2コアだったのに、AMDに負けそうになって、格上のi5並みに4コアまで引き上げたんじゃないかと、つい邪推したくなるのですが、それでもショボい内臓グラフィックのHD630では、今回の内臓GPU「Vega」には対抗できないだろうと思うのでありました。



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