2018年7月28日土曜日

何度もマザボの昇天を経験してきたけど、今回が一番衝撃的だったのである - AsRock AB350-HDV(そのほか)

     
自宅で使用するパソコンは、タブレットを除けば、全て手作りなのです。
全部で六台もありますが、それも壊れた時に使いまわす準備のため。

中には、二十年前のSCSI仕様のスキャナー専用だったりします。
このPCはさすがに古すぎて、ペンティアム3のCPUが乗っている化石。

ただ、当時なりのスペックとして、最上位の装備ににまで上げてみました。
どれも、中古品を買い集めて手作りしましたけど、以外に安定動作だ。

ところが、この間、久しぶりに組み立てたデスクトップが昇天してしまった。
その最期は、劇的な印象がありまして、心筋梗塞みたいな症状でした。

起動が始まったと思った瞬間に、モニター画面が真っ暗になっちゃった。
ウインドウズの立ち上がり画面では、四つ並んだ菱餅が出現してきます。

おっ、動いたと思ったら白い丸がクルクル回り続け、そこでブラックアウト。
インドで買ってきたウインドウズ10だけど、どうもロシア語版がベースなの。

怪しいウインドウズとは思っていたけど、かな漢字変換入力も少し違う。
Win+スペースキーを押して、英語からIMEのをMS-IMEに変更でした。

他のPCにもインストールしたけど、こっちはAlt+半角/全角キーだった。
結局、この最新PCだけ、マウス操作でIMEに切り替えていましたよ。

ところが、その内に切替操作で表示が出てきて、Winキーの暗示です。
えっ、スペースキーとの連携でIME変換をするように変わっていたのだ。

こんなことも知らずに、ウインドウズ7を後生大事にしていたからでしょう。
それでも、起動時間がえらく長く掛かるようになって、ギブアップしました。

まあ、余計な話をしたけど、お釈迦様になったPCの話に戻りましょうか。
要するに、ウインドウズ起動まで通常なのに、突然死に近い雰囲気ね。

モニターはブラックアウトして、それから電源を入れなおしたけど変化無し。
HDランプがつきっぱなしだったり、バイオス音が鳴らなかったりとおかしい。

ケース内ではCPUファンが回転し続けているので、電源は大丈夫かな。
メモリーを外して、メモリー異常なら起動時にビープするけど、変化無し。

SSDを外しても変らないし、これはマザーがあの世に行ったと諦めました。
まあ、最近のマザボはウインドウ10対応専用で、自分のもそうです。

それを知らずに、当初、ウインドウズ8.1をインストールしてしまった。
起動できるんだけど、最新ドライバーのアップデートが出来ませんのです。


しかも、CPUも発売直後のRyzen2200Gで、ドライバーが不備なんだ。
このため、ネットから最新をダウンロード・インストールしますができない。

途中で固まると、電源を手動で落としたりして、かなり負担をかけたのか。
しかも、マザボを固定するネジに絶縁ワッシャーを付けたのも、いけない。

マザボのネジ止め穴の周りには、点状にハンダ箔が付けられています。
今回、外した時に改めて分かったのですが、これはアースの意味でしょ。

ネジ止めで、不要に発生した電位をケースへ逃がす目的があるのかな。
静電気は目には分かりませんが、その日は、おかしなこともありました。

それは、出来事から三時間経って、自宅の漏電ブレーカーが働きました。
再起動は出来たけど、マンションだから、警報装置が発動してしまいます。

休日もあり、通いの管理人はいないし、代わりにSECOMが出動なんだ。
色々と事情聴取を受けましたけど、やっぱ、異常な電流が流れたのか。

住んで二十年以上だし、漏電ブレーカー自体が老朽化したこともある。
話によると、古くなると逆に敏感に働き、異常動作するんだとありました。

確かに四五年に一回、ブレーカーが落ちますが、電源を調査しようかな。
というわけで、買い換えたマザボは、無事に起動できて使い始めました。

今回は、メモリーを16GBから8GBに落として、電力を食わないようにして、ネジ止めには絶縁ワッシャーを外したし、針金の剥き出た結束線は捨てて、新しいのでケーブルを結わたりして、不用意な静電気が流れたり、電位の異常が起こらないように努めて、PCがこのまま長く使えるように祈らざるを得ないのでした。



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