2018年11月23日金曜日

人間は、AIの能力に従うようになるのか、それを使いこなせるのかは、自分自身を磨けってことだよ - Google翻訳(Chromeブラウザー)


冒頭の写真は、グーグルの翻訳機能を使って和訳させた結果なんだな。
つまり、どれだけAIによる翻訳機能が向上したのか、確かめたかった。

自分自身の仕事では、この機能が非常に重宝しますが、反面教師もあるの。
だって、一つの文章で、数行にも及ぶ場合、翻訳させてもチンプンカンプン。

ひどい場合だと、大意とは真逆の意味に誤訳してしまい、仕事にならない。
これが契約文書だと、鵜呑みに希釈すれば、重大な結果になるとも限らない。

だから、一回機械翻訳をかけてから、自分自身で読み込んで手直しをします。
それでも、以前に比べれば、全文を手作業で訳していた頃よりは、楽なんだ。

実際、米国の消防法であるNFPA30なる規則を翻訳しましたが、そう感じます。
しかも、文節の多くないフラットな短文だと、一発翻訳してくれ助かります。

ところが、倒置文だったり、関係詞による修飾句で文章が長くなるとアウト。
人間が読んでも、この語句はどこを修飾するかと、悩んだりする文章がそう。

人間様ですら悩むというのなら、母国語の人でも解釈に迷うということでしょ。
特に契約、法令などの文書は、読んではっきりしないのは、日本語でも同じ。

なので、今のところは、人間様の使える道具=下僕(しもべ)止まりでしょう。
現状、この翻訳では、ニューラル機械翻訳が導入されて、精度が向上しました。

何でも、脳のニューロンネットワークをモデルにした学習法がベースだとか。
AIが学習して、言葉の間にある意味の結びつきの強弱で関係性を判断します。

これを使えば、文脈で使われる適切な意味を選択できるようになるんだとか。
例えば、カブトムシを書いた英文で、角(ツノ)の表現があるとしましょう。

英語では"horn"になりますが、他には”警笛”や楽器のホルンの意味もあります。
つまり、この文章で正しく使うべき言葉の意味を、AIが正しく選択するんだ。

そういった機能の向上は、日々刷新されておりますので、期待はできそうだな。
ですが、完全に依存できるかと言えばそうでもなく、人が使いこなすものだよ。

なので、生兵法は怪我の元で、英語に熟達して自信のある人だけが使えばいい。
それが無難だと思いますので、その例を、ちょっとだけ挙げてみましょうか。

先ずに、Togetter(トゥギャッター)のサイトに、面白い記事が載りました。
それは、グーグル翻訳の機能が誤訳しそうな日本文を、試してみることなの。



10問の例文を見ますと、普通の口語風な文体も多く、文章としてはどうかな。
その文章を自分で英訳して、それを翻訳させたんだけど、要するに英文次第よ。

AIなら訳してくれそうな英語が書けるということが大事なんだと思いました。
つまり、問題文をそのままAIにぶち込んでも、上手に英訳するとは思えない。

①問題文
  きのう、小説家でも詩人でもある人物と会った。
自分の英訳
  Yesterday I met a person who is the novelist and poet.
AI翻訳
  昨日私は小説家で詩人である人に会った。

②問題文
 わたしの好きな動物はつぎの3つだ。クマはその強さゆえに、ライオンは
 その勇敢さゆえに、サルはその愛らしさゆえに、それぞれに好きだ。
自分の英訳
 My favoring animals consist of the following three ones.Because the
 bear is strong, the lion is brave and the ape is lovely. I love each.
AI翻訳
 私の好きな動物は次の3つです。クマは強いので、ライオンは勇敢で、サルは
 素敵です。 私はそれぞれが大好きです。

③問題文
 イヌは散歩に連れていってもらいたいと伝えることができ、その点では、
 言語、すなわちコミュニケーションの手段を持っている。
自分の英訳
 Dogs can convey their wanting to take them for strolling.
 In that sense, they are having their communication measure,
   that is to say the language.
AI翻訳
   犬は散歩に連れて行ってもらいたいと伝えることができます。その意味で、
   彼らは彼らのコミュニケーション手段、すなわち言葉を持っています。

④問題文
 時計の出現は、徐々にではあるが重大な変化をわたしたちの社会生活に
 及ぼした。
自分の英訳
 The appearance of clock gradually provided the significant change
 against our society life.
AI翻訳
 時計の登場は徐々に社会生活に大きな変化をもたらしました。

というわけで、今は亡きワープロの変換能力テストを思い出したりしました。
”きしゃがきしゃできしゃした”を正しく変換できるかどうかなんですが、現在では”記者が汽車で帰社した”の正解を、当然のごとく、かな漢字変換を一発でやってくれたりして、一方、次の異なる言語間で完全に正しく翻訳変換するというのは、AI(人工知能)にとってもかなりハードルの高い次元なのだろうとな、と思ったのでした。



いいねと思ったら、二つポチっとね!



0 件のコメント:

コメントを投稿