2019年1月14日月曜日

町民ゲレンデに加えて、この西川町自体に対する思い出がたくさんあるんだな - 西川町民スキー場(西川町・山形県)

画像のクリックで拡大できるよ!

この西川町で、最も奥にある大井沢地区は、かつては寒村で無医村でした。
交通も、専ら徒歩に頼るような時代が長く続き、悲惨な日常だったといいます。

そんな地域も、仙境のナイチンゲールといわれた志田周子が輩出されました。
当時、小学校の校長だった父親の希望から、彼女は地元の医師になったのです。

東京で勉学した彼女にも未練はあったのでしょうが、三年の約束で帰郷します。
ところが、以降、自身が鬼界の門を叩くまで、これが一生の天職になりました。

そんな女性の活躍を地元で顕彰する強い希望があり、最近、映画化されました。
タイトルは「いしゃ先生」で全国公開されましたが、主演は平山あやさんです。



ユーチューブに紹介されていますが、少し興味もあって見てみたいと思うんだ。
なぜなら、こんな郷土に根ざした映画で、「武士の家計簿」もあったからです。

この映画、出張中、タイ航空の機内エンターテイメントで鑑賞いたしました。
舞台は、江戸時代の金沢で県民がこぞって見たようで、意外に面白い映画なの。

でも、地元の思い入れが強い映画作りは、やりすぎから駄作に陥りかねません。
福井では「恐竜を掘ろう」って映画をリリースしたんですが、評価も低空飛行。

ヤフー映画のレビューは、五段階で1.8と、どうにもお寒い作品の仕上がり。
同県出身の俳優、大和田伸也が初メガホン作品という触れ込みなんだけどなあ。

松形弘樹、内山理名、鈴木砂羽の配役と豪華だったのに、いかにも残念なんだ。
まあ、これに比べて、この映画作品は、脚本家が小説として発表もしています。

実話に基づいた映画だし、手堅い作りで感動させてくれると、期待も沸きます。
そんな舞台になった大井沢地区のある西川町は、スキー場なら月山が有名だよ。

春夏スキーのメッカだけれど、そんな町にもちびっ子ゲレンデが存在致します。
リフト一本と小規模でも、国道112号線からは二三分の抜群アクセスなんだ。

そんなメリットを活かし、手作りチラシでもアクセスの良さをPRしています。
自分も天童方面へ抜ける途中で、たらのきだいスキー場を経て寄り道しました。

平成6年1月2日滑走

まあ、月山のゲレンデは通いましたが、この国道沿いに日帰り温泉もあったな。
間沢温泉 ザ・サッテロという看板でしたが、既に廃業してしまったのは残念だ。

その正体は民営の温泉ドライブインで、珍しいですがサッテロが気になります。
調べたのですが、付近の地名はアイヌ語で、爽やかな高地といった意味らしい。

まあ、こんな所までアイヌの人が住んでいたのかと思えば、想像も飛躍します。
そんな雰囲気で名づけたのでしょうが、スキーに加えた懐かしい地域の思い出。

というわけで、この西川町には戦時中に詩人 丸山薫も疎開して、小学校の代用教員をしながら詩作に励んでいたようで、いくつかの詩はいまだに人々の記憶に残る作品となって残っていますし、ブログの記事でそれを紹介したほどですから、何かしら自分にとっては強く記憶に残る自治体になっているのだなと、思うのでした。


おまけ:詩人 丸山 薫の投稿は、こちらから。
帆・ランプ・鴎ですぐ分かる人は、かなりの文学マニアだと思うよ - 月山スキー場(山形県)

こちらから、PDFで中身もみてね



いいねと思ったら、三つポチっとね!
にほんブログ村 スキースノボーブログへにほんブログ村 スキースノボーブログ スキーへにほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ
にほんブログ村           にほんブログ村             にほんブログ村   



0 件のコメント:

コメントを投稿