2019年7月13日土曜日

うどんこ病に罹っても、宿根草だから刈り取って大丈夫だと思ったのが運の尽き - ホタルブクロ・ナデシコ(そのほか) 

   
ベランダで開花したナデシコが、うどんこ病に罹って葉が真っ白になりました。
今まで、ガーデニングをしてきて、この病気になった植物は、まだありません。

なので、葉がペンキのように塗られて白く変わっていくナデシコが不憫なんだ。
カーネーションも、よくこの病気になりますが、同じくナデシコ科の仲間です。

ただ、ネットでどの程度の被害になるのか探してみたけれど、見当たりません。
だから、これほどのひどい病状になってしまうとは、思いもよりませんでした。

発症したのは五月になってからで、時期的には合っており、カビの一種が病原。
病菌は各々異なる生態種に属するので、他かの種類へ感染はしないと言います。

ただ、大葉の鉢も病変が見られたから、今年は出やすい天候なのかもしれない。
上さんからも、収穫に影響があるから、食べられなくなると文句を言うんだな。

なので、かわいそうとは思いましたが、三つの鉢とも切り取ってしまいました。
加えて、開花が終わって、少し枯れ始めていたホタルブクロも刈り取りました。

このホタルブクロは宿根草で根が生き残るので、また生えると思っていました。
ところが、ごっそりと刈り払ってしまって、光合成できずに根が死んだらしい。

他方、ナデシコは、剪定した太い茎の周りに少しだけ葉が姿を見せていました。
なので、小ぶりの四号鉢から、鉢の総てをまとめて、大きな鉢に植替えました。

何せ、草丈が60センチ以上になり、風で鉢が倒れてしまうこともあったほど。
それに、鉢が小さくて、窮屈な思いをしたと感じており、八号の鉢にお引越し。

これで、根元の葉が生き生きとして、ナデシコは来年も咲いてくれるでしょう。
ところが、ホタルブクロも鉢の植え替えをしたら、根が乾いてスカスカの状態。

これでは、息を吹き返すこともあるまいと思って、急きょ、種まきをしました。
今年の開花は、普通の赤みがかった花ですが、今回は白い花の種子を採取済み。

  
ご近所で咲いていた白花を見つけており、そろそろ花も終わりそうな時季です。
ネットを見ると、果実が熟す直前に茶色や黄色くなった頃に採取とありました。

実は、この果実には穴が開いていて、熟した種子は穴からこぼれる仕組みです。しかも、種子は1ミリほどしかなく、探すのも大変で、採取方法にコツがある。

摘み取るように変色した果実をもぐと、紙封筒に入れて乾燥させておきますな。
後は、軽く封筒を振っておくと、果実から種子がこぼれ出してくれる展開です。

でも、ネットでは種まきが二~三月と言っているのに、種子は早く落ちるんだ。
つまり、自然の繁殖だと梅雨の頃に種が落ちて発芽するというパターンのはず。

  
一方、五~六月の種まきを一例だけが紹介していたので、これに倣いました。
実を言うと、二~三月の種まきでは、その年は開花せずに、成長するだけです。

つまり、開花するまで二年かかるということを、はっきり説明していないんだ。
もし、来年に開花させたかったら、早い時期に咲き終わった花から種子を取る。

それを発芽させて育てればよいのですが、宿根草だから安易な方法もあります。
それは株分けでして、これも二~三月に行うとあり、種まきと同じ頃なのです。

というわけで、二三月の株分けならその年に咲くでしょうけど、種まきは違う。その辺が、ネットで説明している栽培の方法がかなりいい加減だというのも分かってきまして、参考程度にはなるでしょうが、自分がどのように栽培するのかは、自分自身で結論を導き出して栽培してみるしかないのということなのでした。。

おまけ:
果実から種がこぼれ出ないときは、カッターナイフで切り裂いてみてください。
面白いように種がこぼれ出ます。出ないと種子を飛ばし終わっているので残念。



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