2019年7月10日水曜日

毎年、グリーンカーテンに使えそうな植物を探しては、種子を採取して撒いては育てるような気の長い作業を、還暦ジジイがやっちゃうお話 - マメアサガオ(自宅・横浜市)

マメアサガオの双葉
 
少し赤茶けた双葉が発芽してきましたが、普段、目にする朝顔とは違いました。
マメアサガオと言って朝顔の仲間には違いありませんが、帰化植物で雑草扱い。

開花しても大きさが二センチあるかないかの白い花で、地味といえば地味です。
元来は北米原産の植物ですが、戦後、食糧難で輸入された穀物に混じりました。

東京近郊の帰化が報告されたのは昭和三十年、それから全国に広がったのです。
といっても、暖かい気候を好む植物なので、関東より西の地域で見られるんだ。

道ばたなどでやや普通に見られるとありますが、近所で見かけたのは一年だけ。
通勤途中に歩いていて、側溝のフェンスに絡みついていたのを発見したのです。

側溝は、歩道と車道の間にあり、格子状のフェンスがかなりの距離で続きます。
基礎が一定間隔に据え付けられて、そこ以外の地表は地面がむき出しなのです。

なので、誰が植えたのかはわかりませんが、朝顔とか彼岸花とか色々咲きます。
歩道から植垣を挟んで内側には栗の果樹園があるのですが、そのオーナーかな。

      
とにかく、朝顔が狂い咲きしていた頃、このマメアサガオもひっそり咲きます。
ただ、花は白くて小さいので、目立つことも無くて、しかも開花が非常に遅い。

普通の朝顔が種子を付け始める秋口になって、やっと咲き出してくる花でした。
でも、逆にラッパ型の白い小さい朝顔だからこそ、逆に興味が湧きました。

加えて、リビングの窓を覆ってくれるグリーカーテン用の植物を探していた頃。
このつる性植物も役に立つかもしれないと思い、種だけは採取しておきました。

それで、昨シーズンは植えることも無く、種子はそのままにしてしまいました。
先ず、これより大きめにピンク色に咲く芋根星朝顔を、試しに育ててみたんだ。

本音を言いますと、こいつは、土中に太い根を作る多年草で勝手に成長します。
ほったらかしにすると、びっしり繁茂し、他の植物の成長を阻害する厄介者だ。

確かに、枯れた後に掘り返したら大きな芋根が現れて、しっかり処理しました。
それでも、今年になって、またも芽を出したので、繁殖力が旺盛で楽しくない。

一方、このマメアサガオは一年草なので、毎年、種まきが必要で具合がいい。
これに近縁のホシアサガオ(星朝顔)も一年草で、薄い紫色の花が咲きます。

この二つを同時に種まきすれば、色の取り合わせが出来て、面白そうだなあ。
ただ、未だホシアサガオの種子を採取していなくて、今年はマルバルコウソウ。

    
これは、濃いオレンジ色の花が咲くので、綺麗な色の綾取りが出来そうです。
というわけで、食べた後に成長した豆苗まで、株分けして植えてみました。

こちらは綺麗な薄紫色の花が咲くそうで、これだと、白、オレンジ、パープルと色とりどりに花が咲いてくれるわけでして、これにピンク色に咲くアサガオの花を加えて、一緒にベランダのグリーンカーテンを彩ってくれるのであろうなと、期待するのでした。



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