2019年10月17日木曜日

韓国の文在寅大統領は、過去の歴史を学ぼうとするのなら、ぜひポーランド映画「灰とダイヤモンド」を見てもらいたいと思った -  ワルシャワ蜂起(そのほか)

「灰とダイヤモンド」

学生時代、講堂で往年の名画上映会が開かれたのを思い出しました。
白黒映画の鑑賞券はたった二百円で、ポーランド人の監督作品です。

タイトルは、巨匠とよばれたアンジェ・ワイダ監督の「灰とダイヤモンド」。
「抵抗三部作」と呼ぶ作品群の一つで夜の闇が、モノクロームに映えます。

ただ、この映画は時代背景を理解しないと作品の意図がわかりません。
漫然と鑑賞しても、この映画、白黒で古臭いなと思うだけなのでした。

しかも、監督の主張する意図が巧妙に隠されたのも、検閲逃れのため。
当時、社会主義体制の衛星国になり下がったポーランドの悲しい現実。

なぜ、そうならざるを得なかったのか、その原因は「ワルシャワ蜂起」です。
元々、ポーランドは西欧社会の東端に位置して、ソビエトに接しました。

歴史的には、第二時世界大戦時、ポーランドは民主主義の国でした。
西側の一員でしたが、ナチスドイツと共産主義国ソ連に占領されました。

独ソ不可侵条約が結ばれ、東欧とフィンランドの勢力版図の書き直し。
中でも、ポーランドを力づくで分割して占領しあう秘密条約だった分け。

    
これって、パワーオブバランスの極致と言っても過言でなく、なんと残忍な。
かわいそうなのはポーランド国民ですが、地下抵抗の運動も始まります。

やがて、ナチスの旗色が悪くなり、ソビエトが攻勢で進軍をし始めます。
もちろん、抵抗運動の地下組織も呼応し、ワルシャワ蜂起を仕掛けた。

ただですね、ソビエトはこの抵抗組織を支援もせずに見殺しにしました。
一方、この東部戦線で優位に立ったソビエトですが、条約は未だ有効。

だから、民族自決を勝ち取りたい抵抗運動は、邪魔者に変わったわけ。
結果、ナチスの蹂躙を見て見ぬふりで、市民の死亡者数は二十万人。

その後、ソ連軍がポーランドに進駐し、親ソビエト派の政権を樹立です。
漁夫の利というのは、このことにほかならず、ロシア人は狡猾なんだよな。

そして、抵抗組織が反政府活動で地下に潜ったのが、映画の背景だ。
名ばかりの独立に加え、いやいやソビエトの衛星国になり下がった現実。

こんな情勢下、映画の筋書きは展開しますが、今さらに思いだしました。
それは、韓国の分在寅大統領が、朝鮮秘密労働党員だったとういこと。

ジャーナリストの篠原常一郎氏が、スクープ記事で紹介し発覚しました。
彼が朝鮮労働党に忠誠を誓っており、その誓詞文を掲載したのですな。

「敬愛する金正恩将軍様に謹んで捧げます」という始まりが一発アウト。
しかも、有事には軍および警察の武器庫を襲撃するとか、蜂起を誓う。

南朝鮮の国軍、警察、情報機関を襲撃すると宣言して、驚きました。
一方、北朝鮮は、幹部が首領様に体制万歳の誓いを立てる習わしだ。

それを文書で差出すのが普通だそうで、それを真似るとは驚愕の正体。
ただですね、歴史に学べば、「ワルシャワ蜂起」の二の舞かもしれない。

首領様の遺訓が書かれている

南朝鮮を解放した後は、この秘密労働党の組織は、粛清されるだろう。
だって、篠原常一郎さんも言っていたけど、こんな誓詞より遺訓が優先。

遺訓というのは、北の国家運営を率いて来たドン様の遺言に従うことだ。
かつて、先々代の金日成は、朝鮮の統一を武装蜂起で画策しました。

それが、ソウル四月蜂起ですが、失敗してテロ攻撃に作戦変更します。
その結果、ラングーン爆破事件、大韓航空機爆破事件へと至ったんだ。

それでも、韓国自体は揺るがず、むしろ二国間の経済格差は広まった。
この辺りの国力に差がつきだした頃の思い出は、既に投稿しています。

読んでいただければと思いますが、代替わりの金正日はさすが聡い人だ。
この国力差の情勢を機敏に悟って、統一する戦略の全体を見直した。

それは、韓国の豊かな生活に慣れ親しんだ国民の存在こそ邪魔なの。
ドン様を崇敬する主体思想(チュチェ)には、無論従わないはずだ。

逆に、抵抗運動の引き金になって、統治体制を揺るがしかねない恐れ。
だから、統一した後は、南朝鮮の勢力を粛正して収奪するという図式。

そうであれば、文さんよ、あんたも粛清される側に回ったということだろう。
それが気が付かず、教条主義のごとく誓詞文のまま動くとは純真無垢。

しかも、経済政策では無知蒙昧で失策続きで、民心の離反も激しい。
だから、国力差がGDP比で数十分の一の現在、高麗連邦は夢幻よ。

あのドイツですら、東西の国力差が二対一で、統一後に苦しんだでしょ。
というわけで、願望だけを優先させる国家運営は、衰退が必至ですな。

思うに、あのようにレーダー照射問題で意味不明な責任転嫁で逃げ回ったり、ホワイト国(輸出優遇国)除外で報復措置を実施するなど、反日の姿勢を無理筋で貫いて対立軸を作り出しつつ、ドン様への忠誠で誓った作戦を愚直に実行する姿を見るのは滑稽ですが、彼らは必死なのかもしれず、その最終結末は粛清だなと占える自分がいるのでした。



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