2016年2月12日金曜日

里山ゲレンデだから、遠方のお客さんを呼ぶのもむずかしくなったのだろう - 妙高パノラマパークスキー場(新潟県)

平成4年2月14日滑走

JR妙高高原駅から五分と非常に近い便利なロケーションがウリなのでした。
こんなところにゲレンデがあるのかと思うほど、里山に開かれたコースです。

設備全体が年月を経ているらしく、リフトもシングルで構成されております。
滑車も金属製で、搬器が通るたびにカランカランとゆれながら、音を立てます。

シングルリフトの搬器も、椅子が分厚くペンキ塗りされて、実に古めかしい。
ただ、索道を中継する支柱は円筒型で、古い時代の骨組トラスとは違いました。

まだ近代的な索道だと思いつつも、距離が五百メーターに達しておりません。
コースレイアウトも、それなりのバリエーションですが、滑走距離が短いのが残念。

スキー場併設のホテルもありましたが、その施設に老朽感はぬぐえません。
カップルで訪れるには、華やいだ感じも無くて、何だか裏寂れているのです。

この日は、小学生の団体がゲレンデを占領していて、雪遊びで混乱しています。
スキーを履いて滑っている人も殆どいないし、ゲレンデは圧雪車も入っていない。

グーグルドライブはこちらから

学校のスキー学習、部活の合宿、研修など、団体さんを受けて入れていたのか。
それで、糊口をしのいでいた感じが十分して、場末の泡沫感もただよいました。

しかも、ボタン雪になりかかった湿雪が降りそそぐせいか、さみしさも募ります。
ゲレンデのBGMも無く、リフトの稼動音が、静寂の中で鳴り響いていました。

あの頃、人々の出かけ方も、列車でなくてマイカーで行動する時代になりました。
まして、ゲレンデが面白いのなら、少しぐらい不便でも、車で目指す分けです。

そして、この方面の道すがら、奥にはタングラムリゾートもできてしまいました。
こうなると施設の規模や機動力では、かなわずに、結局、閉鎖されたようです。

時期があまりはっきりしないのですが、ネットでは平成15年頃とありました。
マッカーサー将軍の名言”老兵は死なず、ただ消え去るのみがまことふさわしい。

というわけで、スキーヤーの懐かしい思い出の玉手箱にゲレンデは還るのでした。
ここを滑った後、妙高温泉関川共同浴場(大湯)に立ち寄ったのですが、ここはしっかり現在も営業中で、たった二百円で温泉が楽しめますので、観光行楽で出かけた際には、是非立ち寄ってはどうかとお勧めする次第なのでした。


おまけ:
妙高温泉関川共同浴場
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2016年2月9日火曜日

北信五岳のしんがり、斑尾は、ゲレンデのドッキングで楽しさ倍増 - タングラムスキーサーカス・斑尾高原スキー場(長野県)

北信五岳地図雁田山展望園地のパネル

斑尾山は、昔から北信五岳の一つとして長野盆地から望められる独立峰です。
他の峰々は、妙高、黒姫 、戸隠、飯縄ですが、斑尾は標高では少し見劣りします。

それでも、中野市周辺から眺めたら、他とまるで同じような高さで見えるらしい。
いちばん北の妙高山は、二千五百メーター近くで、この峰は千四百足らずです。

距離的には一番手前にありますが、同じくどっしりした山容を見せて秀峰です。
地元では、各々の山名の頭一字をとって、右から「まみくとい」と憶えて来ました。

愛称ですが、左から「いとくみま」で読ばないのは、それなりの理由があります。
昔は、文字を縦書きで右から左へ書き進んだので、物も右から見たのです。

文字を読む感覚としては、横書きが当たり前の現在、左から見てしまいそうです。
他にも、向かって右側が上座で、上座(右)から下座(左)へ見た説もあります。

何れにせよ、スキー野郎には難しい話ですが、名峰だったのに違いありません。
さて、この斑尾ですが、スキー場開発としては、この五岳の中で最後発でした。

北信五岳スキー場開業年表

もし、長野で雪をたたえた山があれば、スポーツとしてスキーを思いつくはずです。
続けて、この山にスキー場を作れないものかと、誰かしら考えるはずでしょう。

一方、妙高山は新潟県にあり、スキー発祥の地である高田も近い場所です。
赤倉温泉も強い後ろ盾になったことで、日本のスキー場のさきがけになりました。

この後、ウインタースポーツの大衆化もあり、第一次スキーブームがやって来ます。
他の山でもゲレンデが切り開かれていくのですが、斑尾はしばし取り残されました。

そして、何とか第二次スキーブームに間合わせたのが、斑尾高原になる分けです。
まあ、国立公園の山々に比べれば、県立自然公園では魅力が乏しいかもしれない。

それでも、スキー場の誘致による成功で、斑尾の名前は全国区になりました。
面白いのは、管理センターが長野県にあるのに、ゲレンデは新潟県になります。

郵便物は、飯山市の郵便番号を使えば届くのだそうですが、県境がややこしい。
一方、山すその北西側に位置するタングラムは、長野県に戻ってしまうのです。

しかも、タングラムへ入るには、新潟県の妙高市から県道で入るのが適当です。
そして、二つのゲレンデを滑って往来すれば、自動的に両県をまたぐのでした。

というわけで、地理マニア必見かもしれない両ゲレンデなのですが、昔はどちらのスキー場も滅茶苦茶混雑していて、リフト待ち一時間が当たり前だった頃に比べれれば、最近は空いていて滑る楽しさも倍増ですから、ぜひ再訪されることをお勧めしたくなるのでした。


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2016年2月6日土曜日

日本三大美人のふるさと秋田に触れておかねばなるまい - 協和スキー場(秋田県)



この秋田おばこは、女性ポートレートの名手とうたわれた木村伊兵衛が撮影しました。
半世紀以上も昔に撮られたとはいえ、現在も秋田美人を代表する写真なのです。

このため、県をPRする「あきたびじょん」プロジェクトにも、写真が使われていました。
このキャッチコピーですが、びじょんのよの字が極端に小さいところが憎い計らいです。

誤って読み落とせば、秋田美人になるわけで、コピーが写真と一体化してしまいます。
実は、この女性はどこにいるのかと話題になるほど、ちょっとした成功を収めました。

それは、東京は銀座四丁目に、この写真を使った巨大広告が出現したからなのです。
その費用は、千五百万円も掛けたようですが、とにかく印象付けるのに成功しました。

確かに、秋田は色白美肌の美女が多くみうけられますが、思い込みではありません。
科学的に証明されていて、肌色素の透明度が日本女性の平均以上だということです。

佐々木 希さん、もち秋田県出身

特に、秋田県県南に位置する横手盆地では、日本の平均をはるかに上回りました。
つまり、圧倒的に秋田の女性は肌の明るさがずば抜けているということなんですね。

ことわざでは、”色の白いは七難隠す”といいますが、ずばり言い当てております。
色の白い人は他にさまざまな欠点があっても、色白なせいで目立たないということ。

ところで、日本海側の女性は、肌が白くて美人に見えるといいますが、本当でしょうか。
何か根拠があるはずですが、陽に焼けないのなら晴れの日も少ないことになります。

それで、調べてみたんですが、年間日照時間の都道府県別で、秋田は44位でした。
ビリから数えたほうが早いぐらいで、年間降水日数でも年の半分近くが雨降りです。

しかも、冬になれば陽も早く落ちるし、雪の降る日も一年で四ヶ月に達するほどです。
こうしてみると、秋田は色白美人の産地として折り紙付きですが、もちろん天然です。

韓国整形写真

ところが、お隣の韓国では整形で美人に這い上がろうとする輩が、うじゃうじゃいます。
上の写真は、「ミス・コリア」候補者たちの写真だそうですが、どこを切っても金太郎飴。

みんな同じ顔で見分けがつかないのも、人造美人ゆえデザインの大量生産なのか。
整形外科医だって、一度成功したパーツの作り方をノウハウにして使い回したいもの。

そうすれば手術にも失敗しないで、手術費用もふんだくれるし、お金儲けもできます。
こういったご都合で、鋳物の型に流し込んだお顔が、粗製乱造されていくのでした。 

これに比べれば、肌が白ければ難点は隠されますので、秋田の女性は美人です。
もし、色白でなければ、知性や教養を磨いたほうが、手っ取り早いんじゃないのか。

その方が個性の差別化になるので、韓国女性も考え直した方がいいと思うのです。
まあ、整形美容の高須クリニックの院長だって、日本の芸能界を茶化していました。

協和スキー場チラシグーグルドライブはこちらから

ほとんどテレビに出てくる芸能人は、自分の作品だってネタばらしていましたから。
こうなると、日本も似たようなもんですが、顔面全改造だけは避けている感じもします。

その分、顔の個性は多少なりとも残されていますから、何かホッとするのですよ。
だって、人の顔は左右非対称ですから、整形のし過ぎは完全左右対称なのでした。

というわけで、このスキー場のチラシにもモデルさんが登場ですが、?マークですな。
色白なのは分かりますが、無理やりの作り笑顔でポーズをとるのはいただけない。

本当の素顔は、案外かわいいのかもしれず、もう少しデザインに工夫してほしかった。
こうして、このゲレンデにはさっぱり触れずに記事を終えようとしているわけですが、今やホームページを訪問してもらえれば、ゲレンデ情報は簡単に入手できる時代だし、やはりここは、地域ネタに絡めて秋田美人に集中した助平根性も、なかなか読んでもらえる記事になると、自画自賛する自分がいるのでした。


おまけ:
平成5年1月2日滑走
リフト回数券(裏)
スキー場駐車券(裏)
当時のゲレンデマップ
クリックで拡大してご覧ください

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2016年2月3日水曜日

失礼ながら、金色大観音は田沢湖にケツを向けて立っていたのである - 田沢湖ミナミスキー場(スノーワールドタザワ、秋田県)

平成5年1月2日滑走

このスキー場は、平成18年のシーズンを最後に残念ながら閉鎖されてしまいました
かつて田沢湖周辺には、最盛期で四ヶ所のスキー場に、スキー客が集まりました。

それが、乳頭スキー場が廃業し、アッスルスキー場も休止して、続いてしまいました。
残ったのはたざわ湖スキー場ですが、こちらは間引かれた後の有力ゲレンデです。

なので、秋田県を代表するゲレンデとして、今後も末永く営業を続けてもらいたい。
一方、旧廃止したゲレンデは追憶の印象しかないのですが、このミナミは違います。

実際、スキー場に隣接するホテルは、「ホテル森の風 田沢湖」として営業中です。
この他、ちょっと驚きというか、本当に場違いな観光施設が、すぐそばにあるのです。

それは、田沢湖金色大観音といい、身の丈35メーターの鋳造の黄金観音像でした。
日本一の高さを誇るようで、昭和62年に開運招運を願い、開眼供養がなされました。

グーグル画像検索より拝借

それで、自分の滑った年は平成五年で、大観音様は既に立っていらっしゃるのです。
でも、そんなありがたい仏様が存在していたという記憶が、自分に全くありません。

とにかく、滑ることだけに集中したせいか、無視というより眼中になかったのでしょう。
現在、拝観料が八百円とお高い気もしますが、ご利益があれば、それもお布施です。

ネットで検索してみますと、細々ながら訪れた人もいるようで、紹介されていました。
ただ、山門のインド風仁王門が極彩色で、秋田の風土にかみ合わないようです。

それでも、目玉と言うべき場所があり、それは観音様の台座部分の幻想宮殿らしい。
中に入れば、音楽が流れ、スモークからお釈迦様が出現したりと、演出が完璧です。

しかも、光線が七変化して、しまいには、水も噴き出したりする幻想世界なのでした。
いやはや、極楽浄土の世界をこの世に再現したカラクリで悶絶せずにはいられない。

ところで、この仏様は田沢湖と冠名がつくのに、湖にケツを向けて立っております。
思いますに、湖の主である竜に化身したたつ子姫に、失礼なんじゃないでしょうか。

もっとも、田沢湖を周遊する道路には、たつこ観音も姫観音も建立されておりました。
なので、観音様は単に客寄せ目的で、観光地の名前をくっつけたということでしょう。

というわけで、滑ったゲレンデの記憶が薄い中、観音様の存在感に圧倒されました。
ただ、唯一思い出すとすれば、暖冬が当たり前の当時、雪の少なかったことです。

最高地点の標高も735mしかなくて、スノーマシンも所有せずに天然雪だけを頼りにしていたスキー場のようですから、もう少し雪があれば楽しんで滑れたのにと、記事を書きながら、ようやく思い出した自分がそこにいるのでした。


おまけ:
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<新聞記事>
スノーワールドが廃業 田沢湖高原、スキー客減少止まらず

仙北市田沢湖高原のスキー場「スノーワールドタザワ」が廃業することが、29日分かった。
経営するホテル東日本(本社盛岡市、日野杉克美社長)が、すでにリフトなどの撤去作業を行っている。
スキー客の減少傾向に歯止めがかからない中、かつて4カ所のスキー場があった同高原地区では、乳頭スキー場がすでに廃業、昨シーズンからアッスルスキー場が休止中で、今シーズン営業するのはたざわ湖スキー場だけとなる。

スノーワールド(旧田沢湖ミナミ)は、ホテル東日本グループのホテルタザワ(鈴木良幸総支配人)に隣接。
リフト3基を備え、コース全長は約3・2キロ。平成6年から同社が経営している。

鈴木総支配人によると、4、5年度のピーク時には2万人を超える利用者がいたが、スキー修学旅行の減少もあって利用者は年々ダウン。
昨シーズンは、ピーク時の4分の1程度の5000人台にまで落ち込んだ。

スキー場上部は地元財産区からの借地で、来春に緑化作業を行い返却する予定。

さきがけ経済新聞より(平成19年11月30日)

    
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