2025年7月21日月曜日

山椒とおなじく、枝の部分はすりこぎとしても使用されているので、有用性はあるのだ ー カラスザンショウ(植物観察)

こぼれ種の発芽だろう
          
住まいするマンションの前を、鎌倉へ抜ける道路が通っていて県道の指定です。
このため、昔から交通量の多い道路で、JRに連絡する路線バスも走っているな。

加えて、そばには市民森があったり、急傾斜地区で保全森も残されているんだ。
早朝はウグイスのさえずりも聞こえて、シジュウカラは当たり前になりました。

ですから、都市部に自然が残されていると感じつつ、歩道脇の雑草も面白いな。
最近では、キキョウソウが咲いていましたが、その枯草のそばで驚いたのです。

丈のまだ低いとげだらけの木が生えていて、葉の形状からカラスザンショウだ。
アスファルト敷きの歩道に接する縁石の目地から、生えだしてきて逞しいのだ。

成長するにはかなり制約がありそうでも、既に高さが一メートルに達している。
まあ、これから町内会の草刈りで刈り取られていくのは、間違いないでしょう。

他にも、アカメガシワも刈り取られてはしぶとく芽を出して生き残っています。
なので、このカラスザンショウも、アスファルトの下で根を張っているはずだ。

アゲハの幼虫もいたぜ
     
しかし、こんな場所にどうして芽を出すことができたのかと考えてしまいます。
この木は、カラスが好んで実をついばむので名づけられたそうですがなるほど。

つまり、好みを食べたカラスが糞として落とした先が、この縁石の目地だろう。
まあ、脇に電信柱が立っていて、頭上には電力線が通ってそこに止まったのか。

糞を落として上手い具合に歩道の縁石目地に落ちて発芽したのは、間違いない。
それで、このカラスザンショウの葉が特徴的で、手で触ると特有の香りがする。

どうも、葉には油点があり、山椒にも似た強い臭いですが、ちょっと違うんだ。
甘いココナッツに似た匂いという人もいますが、自分は葉山椒の方が好きです。

というわけで、この樹木に咲く白い花から採れた蜂蜜は、なかなか貴重な一品。
フルーティーでスパイシーとのことですが、この樹木全体には、植物毒になるアルカロイド成分を含むので、それを逆手にとって漢方の生薬にする以外は、アゲハ蝶の幼虫たちの食草にしてもらうのが、無難かと思うのでした。



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2025年7月19日土曜日

花が青いと花言葉は、変わらぬ愛、清楚、誠実、気品ですが、白い花の花言葉は、清楚、従順に変わり、ピンクは、薄幸だって ー キキョウ(ガーデニング)

              
六月下旬、桔梗の花が咲き始めて、蕾も揃い出して、次々と咲き出すでしょう。
蕾を見ていますと球体の形態をしているので、英名はバルーンフラワーなんだ。

確かに、蕾の風船が膨らんで、表面に五本の裂け目が作られて花弁が開きます。
この裂け目が正確に五角形をしていて、破裂すると桔梗の花が咲いてくるんだ。

その後は、気球が浮かび出すように次々とバブルがはじけて、咲き出して来る。
とてもにぎやかに咲いてくれるのですが、群落で咲けば、その景観は壮大です。

なので、静岡県森町にある香勝寺ききょう園は、とても有名で数万株を栽培中。
日本の三大ききょう寺のひとつですが、紫陽花寺、ぼたん寺も知られているな。

種をまいて花を咲かせられたら、それ以降は宿根草として地下茎で増えるのだ。
掘り起こしてみると分かりますが、桔梗の根は、朝鮮人参にもよく似ています。

もし、この根茎が二股三股と別れていれば、切り分けをして埋め直せるのです。
宿根草ゆえ種まきで増やす必要もないのですが、ただ最初に種まきは必要なの。

一方、挿し芽でも増やせる植物として、ネットでは色々と紹介されていますな。
ただ、この植物は、自然に繁殖している状態を、自分の周囲では見かけません。

既に自生株が減って、環境省レッドリストの絶滅危惧II類に指定されています。
秋の野草のひとつとして知られる人気の野草ですが、野生種は激減しています。

秋の七草のフジバカマと同じに、百年後の絶滅は確実と言われているほどだな。
それでも、二三年前に栽培されているのを発見して、自分で栽培し始めました。
 
というわけで、撒いた種から白の桔梗も遅ればせながら咲き出してくれました。
去年の秋口に株分けから間引き選別した結果、白い株が分からなくなって、残念ながら捨ててしまったのかと思っていたので、鉢から伸び出している一株から白花が続々と咲き出すのは、うれしい限りでした。



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2025年7月17日木曜日

日本の国政における保守勢力の再編成が進行しているという現実を、今回の選挙でひしと感じる ー 第27回参議院議員通常選挙(政治談議)

国益を毀損した暴言
         
この投稿を書いている時は、全国参議院選挙まで残り一週間の折り返し点です。
既に、選挙戦は、与党である自民・公明が議席数を減らす趨勢であるとのこと。

国内外の情勢は厳しくて、トランプ大統領が選挙戦の最中に25%関税を発動。
赤沢経済再生相が七回も渡米したのに交渉結果は絶無で、石破首相は無能だな。

自分自身の能力を棚に上げて、選挙演説で”なめられてたまるか”と切れまくり。
これが、メディアやSNSで英訳されて海を渡り、トランプ政権にも伝搬したの。

もちろん、英訳の仕方もありますが、政府外務省の温和な英訳は全く役立たず。
アメリカ大使館では、発言内容を訂正して語気を強く改めて英訳していますな。

この表現が、中国外交部でもトランプ関税に対抗する意味で使われていました。
これを考えると、日本は中国の下僕であって、米帝とは対立が当り前だと示唆。

もちろん、日本は、日米安保条約を踏まえた集団安全保障体制の枠組みの中だ。
それを踏みにじるかのような首相の発言は、岸破政権が反米と強く印象付けた。

実際の関税発動は八月一日からですが、石破の続投では有利な妥結は無理筋ね。
事態の推移を見れば、火を見るより明らかですが、石破は辞める気がないとか。

石にしがみついてボクちゃんは総理大臣さ、とお山の大将を誇示したいらしい。
有権者の国民をないがしろにすればするほど、有権者は自民党から離れている。

なので、選挙目標の過半数維持は絶望的で、自民も公明も惨敗必至が確定的だ。
なのに、マスメディアの選挙予想の報道が、曖昧に与党をよいしょしているな。

過半数維持は微妙だとか、やけに歯に物が詰まったような表現で終始している。
これも、有権者の自民党離れの傾向に拍車をかけるような報道は避けたいのか。

ニッポンジャーナル_田北眞樹子予想
      
ですが、ユーチューブの政治チャンネルを見ていると敗北は確実だと思います。
公明を支援する創価学会の組織票も高齢化が進んで、以前ほど期待できないな。

学会員の若年層が減少しているのも事実で、これが組織票の減退を如実に反映。
一方、昨年の自民党総裁選の決選投票では、岸田前首相が石破推しで決着した。

これも、高市支持では、公明の支援がないから落選するぞと議員を脅したから。
でも、今になっては公明の組織票も既にあてにできない現実が来ているのです。

だから、東京都議選での自民・公明の惨敗は、火を見るより明らかだったんだ。
しかも、三連休の中日に投票日を決めたのも、与党が低い投票率を狙ったから。

これが高いと、無党派層の投票が野党に流れやすかったのですが、事態は違う。
自民党の支持層が石破の体たらくに飽き飽きして、保守票はがしを絶賛邁進中。

これに危機を感じた自民は、期日前投票を支持者に強くPRしろとお達しだな。
だって、東北選挙区一人区では自民全滅と噂される中、地滑り的大敗北の予感。

というわけで、これまでの選挙運動報道を視聴しながら感想を書いてみました。
言えることは、もはや、過半数維持は絶望的な菜緒で、どれだけ与党の議員がどれだけメシウマ落選するのか、楽しみ楽しみでワクワクしてきまして、開票速報の特番が待ちきれなくなっている自分なのでした。



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2025年7月15日火曜日

花を咲かせるのも気まぐれで、それ以上に種子もできないので、自然の繁殖地が狭められてしまうのだろう ー ウマノスズクサ開花(植物観察)

    
 二年連続で、ウマノスズクサが花穂を付けましたが、昨年に比べて状態も良い。
去年は、挿し芽をした株から二年目で、丈夫に育つかどうかだけが心配でした。

なのに、一つの株がけなげにも咲いたのですが、花穂自体が貧弱ですぐ萎れる。
満足のいく写真も撮れませんでしたが、株の茎も細目で伸びるだけが精一杯だ。

こうして、二年目は初冬に枯れるまで無事に成長を続けたので、先ずは安泰ね。
三年目になって芽を出すのは確実と思いましたが、春先からぐんぐん伸びます。

一方、今年は鉢を日当たりの良い場所へ、マンションの事情で移していました。
バルコニーより日当たりが良くなったせいか、どの株も成長が著しい感じです。

まあ、つる性植物だけに、鉢置き棚の支柱に巻き付いてぐんぐんと伸びました。
支柱の高さも三メーター近くはありますが、それを超えて天に向かって伸びる。

それを見ると、勢いの良さが今年の花穂に生き写しになっていることだろうな。
ただ、花は付けますが種子をつけるのは難しいようで、昨年は落ちてしまった。

        
いつの間にか無くなって、問題は、受粉のために昆虫を引き寄せる手段だろう。
食虫植物のウツボカズラと似ていて、虫を引き寄せるのに腐臭を発しています。

ただ、匂いが弱めで、受粉のために虫を花の奥へ誘い込めないような印象です。
よしんば、誘い込まれた虫は、後戻りできずに花の根元にある丸い球まで進む。

閉じ込められた虫はぐるぐる這い回りながら、雄しべの花粉を体にまといます。
雌しべもありますが、虫が這い回ることで、花粉が雌しべと受粉する仕組みね。

ただ、ありふれた花の、虫が飛来して受粉させるのと違ってやけに面倒くさい。
ここまで、受粉のシステムまで進化したのは、何のためなのかと思ってしまう。

まあ、”ざんねんな生き物辞典”という本があるなら、こちらは残念な植物です。
というわけで、種子ができないなら、地下茎を伸ばしてサバイバルする戦術だ。

自然に繁殖する場所で観察していると、地下茎が長く伸びて、その途中から地上へ芽を出して茎が伸びているようにも見えるのですが、種子ができないのなら広範囲に分布も広がらないので、地下茎が枯れたら一巻の終わりかもしれず残念と、考えるのでした。



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