昭和61年2月22日滑走 |
毎週末、一泊二日で出かけました。
自分なりに活動基地を持っていたのです。
それは、白樺湖ユースホステルです。
宿泊費がかなり手ごろで、一泊二食付です。
おにぎりの昼飯も用意してくれました。
たしか、二百五十円をプラスするだけだったようです。
総額、四千円も掛けずに泊まってうれしかった。
つまり金をかけないで滑りまくっていたということです。
それでも、二十代の頃、よく金が保ったと思います。
一回あたり、予算は二万五千円から三万円。
ガソリン、高速、宿泊、リフトなどの費用が含まれます。
スキー場は、一日一ヶ所で計二ヶ所を回りました。
時には、ツマミ食いで追加に滑るときもあるのです。
結果、毎月十万円以上の出費になりましたね。
自分なりにはかなり豪勢でしたよ。
もちろん、月~金はしがない宮仕えのサラリーマンです。
おかげで貯金もできず、月末の預金残高が怖い。
それでも、ケチンボな旅行ながら十分楽しめました。
ナイターにも出かけていました(昭和62年3月14日滑走) |
このユースホステルは公営なので、誰でも泊まれます。
民営はユース特有の客層ですが、ここは千差万別でした。
年よりもいれば、仕事の都合で宿泊している人もいます。
ある時、カメラマンらしき泊まり客と話をしました。
何でも、著作権フリーの写真を撮影しているらしい。
このときは、佐久地方の養殖鯉が目当てと聞きました。
確かに鯉の収穫時期は、冬場のようです。
スキー以外のお客さんもいて、宿泊が面白いのでした。
というわけで、スキー場自体の話はこの次にいたしましょう。
幾度と無く出かけたゲレンデには違いありませんから。
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