昭和61年12月30日滑走 |
団体リフト券だったのには、理由があります。
札幌から往復列車の日帰りパックを利用しました。
当時、JRの移行前で国鉄時代のスキー企画です。
一日リフト券と乗車券がセットになっていました。
たぶん、八千円くらいだったのではないでしょうか。
札幌からは特急の自由席が利用できました。
一時間半も掛からずに深川駅に到着して下車します。
そこからスキー場までは、シャトルバスに乗りました。
日付から見ますと年末ですので、帰省していたはずです。
あの頃、母が亡くなって久しく父親が一人暮らしでした。
自分は東京に就職していたので、まず空路で戻りました。
ただ、帰って自宅にいてもすることがありません。
男親なんて、さしたる話題に花が咲きようもないのです。
それでも、正月三箇日は親父と一緒に過ごすつもりでした。
未だ日もあるから、自分のために時間を使おうか。
そんな気持ちで出かけたんだと思います。
一方、内地には懐かしいシュプール号もありました。
あちらは、夜列車がメインで鈍行ののんびり旅です。
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今なら、上越のガーラ湯沢へ新幹線で日帰りできます。
時代はどんどん便利になっていくものです。
さて、このスキー場、国設神居スキー場が前身でした。
第五リフトだけで、中心ゲレンデからかなり離れています。
実に、ポツンとしていて奇妙なレイアウトです。
これも、ゴンドラでご一緒したスキー客が教えてくれました。
だから、新たに開発し直したといったほうが正しい。
それだけ、神居山の山容がゲレンデに向いていたのでしょう。
というわけで、スキーヤーなら旭川と言えばここです。
ラーメンに旭山動物園だけじゃない、そんな風に思うのでした。
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