2015年8月10日月曜日

温泉のあるスキー場なら、再生可能エネルギーの地熱発電所があるのは当然でしょうか - 東北各地のスキー場

上の岱地熱発電所パンフ
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スキー場のそばに温泉街があり、滑った後は湯に漬かって疲れを癒すのは最高です。
そのせいか、日本で名だたるスキー場は、蔵王とか赤倉のように温泉地なのでした。

そんな温泉は全国各地に見受けられますが、おまけで地熱発電所もあったりします。
湯量が豊富なら地熱も相当なものになり、このエネルギーを電気に変換するわけです。

とくに、東北地方に集中して見られるのですが、冬ともなれば豪雪は当り前でしょう。
このため、温泉、スキー場、地熱発電所の三位一体になった立地がそろうのでした。

面白いと思いますが、そこまで気がついて発電所まで見てきた人がいるものでしょうか。
調べてみましたが、五ヶ箇所の発電所の近隣には、八ヶ所のスキー場がありました。

<岩手県>
松川地熱発電所 → 松川温泉
近隣のゲレンデ → 八幡平リゾート下倉スキー場・八幡平リゾートパノラマスキー場

葛根田地熱発電所 → 網張り温泉・滝ノ上温泉
近隣のゲレンデ → 網張温泉スキー場・岩手高原スノーパーク・雫石スキー場

<秋田県>
大沼地熱発電所・澄川地熱発電所 → 後生掛温泉・蒸ノ湯温泉
近隣のゲレンデ → 秋田八幡平スキー場

上の岱地熱発電所 → 小安温泉・泥湯温泉
近隣のゲレンデ → 小安温泉スキー場

<宮城県>
鬼首地熱発電所 → 鬼首温泉
近隣のゲレンデ → オニコウベスキー場


こういった発電所には、地熱発電を紹介するための見学施設としてPR館もあります。
ただ、冬季は休館してしまうので、スキーのついでに立ち寄ることができまないのです。

もし、本当に見学してみたいのなら、季節のいい五月から十月くらいまででしょうか。
この地熱発電所ですが、実用的な施設は岩手県の松川地熱発電所がはじめてでした。

現在、日本の地熱発電量は合計で五十万キロワットを超えており、世界第八位です。
自分の場合、八幡平リゾートヘスキーに言った際に、たまたま松川温泉に泊まりました。

この宿と発電所が目と鼻の先立ったので、ものめずらしさも手伝って立ち寄りました。
当時はPR館もないし、フェンス越しにお猪口を逆さにした形の冷却塔を見ただけです。

蒸気タービンによる発電設備だけですから、面白いのこの冷却塔だけかもしれない。
この形状は、欧米の原子力発電所でよく使われており、見ればあれだと分かります。

冷却塔写真ウイキペィディアより拝借

というわけで、小安温泉スキー場だけはまだ滑ったことがないので残念に思います
宮城県の仙台市に住んでいた頃、この温泉には、行楽シーズンに何度も出かけました。

当時は、鳴子温泉から鬼首を通るコースが最短ですが、まだ通年の通行ができません。
県境の鬼首峠が難所で、冬季は閉鎖だったせいもが、冬には出かけずじまいでした。

今現在は、バイパスの完成で通年の通行ができますので、ぜひすべりに行ってみたい。
上野々スキー場やオニコウベスキー場を訪ねがてら、この小安温泉のゲレンデは、新規開拓として、何時の日にか滑走したいものだと思うのでした。


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