2015年8月25日火曜日

東北の山に登って、北アルプスの話をするバカ山屋にあきれた - 秋田駒ケ岳(秋田県)

秋田駒ケ岳、焼森の付近にて

タイトルの通り、こういう人がいたのであきれました。
確かに、、北アルプスはすばらしい山塊かもしれない。

でも、あれだけ、人が入り込んでいる山は、単なる観光地です。
ちょっと、お気楽に登れるし、交通のアクセスも良いから出かけやすい。

ただ、どこの馬の骨だか知らない登山者が、多すぎです。
これこそが邪魔で、静かな山登りは期待できないというものです。

このため、一時期、私は南アルプスとか中央アルプスばかり登りました。
このときの経験を未だに思い出しますが、静かな山登りこそ、最高だと思います。

それで、秋田駒ケ岳に登ってきた時、二人の男性とルートが同じになりました。
一人は三十代で、もう一人は七十代の老練なアルピニストでした。

こちらは、夫婦でよれよれになりながら登っていましたが、二人は歩きが早い。
どんどん、先を進んでいって、休憩する二人を追いかける格好になりました。

それで、高山植物の女王と呼ばれるコマクサの繁殖地で追いつきました。
彼らは、進入禁止で渡してあるロープを踏み越えて、写真を撮っているのです。

これはひどい、モラルの低いバカ者で、こういう山屋は最低だと思いました。
私は、花が遠くからでも眺められればよいので、家内だってそんなことはしない。

家内も撮影したい一身で、張り渡してあるロープから、懸命に背を乗り出します。
でも、ロープをまたごうとはしないし、踏み越えた愚か者の二人に驚いていました。

いやはや、モラルの低い日本人を見て、非常に悲しくなりました。
こんなやつらが、北アルプスを登って、どこのルートが難しいとか、話すわけです。

田分け者でしかないし、東北の山には二度と来てもいらいたくない。
東北の山々は、標高こそ低いものの、高山植物が咲きそろう名山ばかりです。

八月でもニッコウキスゲの群落

特に、深田久弥の日本百名山からもれてしまった山こそ、この秋田駒ヶ岳です。
秋田県の山塊は、標高に恵まれず、県境にある八幡平と鳥海山が選ばれました。

この駒ケ岳は、選ぶかどうか迷ったらしいのですが、残念、漏れています。
他にも、この北方にある森吉山も、高山植物の宝庫として、非常にすばらしい。

岩手県との境にある和賀岳も、岩手県の焼石岳も、地味ですが花は美しい。
日本二百名山にも選ばれるほどで、北アルプスが何だっていうのでしょう。

というわけで、東北の山々は、こういう愚か者に山を荒らしてもらいたくない。
しかも、駒ケ岳の山頂には、テレビで放映中の二百名山を一筆書きで登山中だという、どこかの馬の骨が残していった、登頂記念の看板が残されていたりして、こんなゴミは持ち帰るのが当たり前のモラルではないかと思ったりして、随行するNHK関係者も低次元のモラルしかない奴等で構成されているんだと、あきれてしまう始末でした。



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