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黒姫山 |
山麓にゲレンデが広がる黒姫山は、郷土富士として信濃富士と呼ばれています。
南東方向より見た整った姿は秀麗で、標高二千メーター越えの成層火山です。
実は、新潟・長野には、この名の三峰が存在し、ここは信州黒姫山と呼ばれます。
他は、新潟柏崎の刈羽黒姫山と、糸魚川の青海黒姫山ですが、知名度は低いかも。
そういえば、関取の四股名にも黒姫山があり、小さいころ取り組みをよく見ました。
立ち合いからのぶちかましが強烈で、その威力でよく金星を挙げていたものです。
そのせいか、馬力のある蒸気機関車にちなんだ「デゴイチ」の異名を覚えています。
額が広くて個性的な要望ですが、目元の優しそうな顔立ちが特徴的で好きでした。
この四股名の由来なんですが、信州ではなくて青海黒姫山が由来なんだそうです。
ご本人の出身地にちなんだのでしょうが、自分はてっきり信濃富士と思っていました。
さて、このゲレンデは、国道18号線からは意外と近いところにありました。
スキー場の案内標識に従って車を走らせますが、始めは森の中を抜けて行きます。
次第に視界が開けるとペンションやロッジも点在していて、ゲレンデに到着しました。
まず第一印象ですが、南側に広がる緩い斜面がとてつもなく広大に感じられました。
驚いたことに、そのスロープでは、誰も滑っている人がいないのです。
それがとても強く記憶に残っていて、なんだかもったいない気もして来ます。
実際、クロスカントリースキーを持って来れば良かったと、悔やんだほどでした。
現在、ここは童話の森スノーウェーブというSAJ公認のクロスカントリーコースです。
当時のチラシでは、歩くスキーコースとありますが、ゲレンデには標識もありません。
今、見直してみて気がついたぐらいですから、殺風景な雪原が目立ったのでした。
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平成4年2月14日滑走 |
ゲレンデスキーのコースといえば、中級者用スロープが中心に感じられました。
現在は廃止されたトップの第六リフトが上級者コースですが、かなりきつかった。
コブ斜面を無理せず降りたという感じで、現在は第2リフトの上級コースが残ります。
ホームページを見ますと、上級で最大斜度が28度なのは、中上級並みでしょう。
レルヒコースの斜度ですが、他は上級で最大25度ですから中級みたいなものです。
その分、初中級者向けにたくさんのゲレンデが用意されているレイアウトでした。
というわけで、次第に物足りなくなって、近場のタングラムスキー場に移動しました。
もっと長居しても良かったのですが、リフト待ちもそこそこあったし、滑ってみたら斜面に満足できなくなったのですが、クロスカントリーとか滑るバリエーションを増やしたら、もっと楽しめるかもしれないとも思うのでした。
おまけ:
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黒姫高原チラシグーグルドライブはこちらから |
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