2019年6月28日金曜日

おらは、HogeHogeより、いっそKuaiKuaiに変えちゃったほうが、プログラマーらしいって思うんだけどさ - 乖乖股份有限公司(台湾・そのほか)

台東名産のローゼル味は珍しい

実は、HogeHogeと言う意味不明語がプログラミングで使われなくなりました。
この言葉は、なんという名前をつけたらいいか迷ったときに、仮で入れる言葉。

プログラムの変数で、「なんとか」と書く代わりに「hogehoge」を代入したり。
「Hoge」と一つでもいいですが、動詞の「ほげる」だと何かを試してみること。

そんなニュアンスのIT業界のジャーゴン(業界用語)ですが、今や廃語なのか?
一方、どらえもんに登場するジャイアンもがなる言葉ですが、それが主流かな。

基本的に本当に意味のない単語だから、海外では「bar」「foo」が使われます。
となると、純国産の意味不明語と言うことになりますが、若い世代は知らない。

情報処理系の学生に聞いても知らないと答える人だらけになってしまった感じ。
「HOGEMETHODとか言ってたじゃないですか。何ですか、ホゲメソッドって」

  
そんなツイートに出される時代になってしまったけど、自分も使ってはいます。
エクセルで使うVBAのプログラミング程度ですが、仮のシート名にしたりとか。

Sub WrkShtMaking()
'開いているシート右隣に新しいシート名で作成
    Dim OldSheet As Worksheet
    Set OldSheet = ActiveSheet
    Worksheets.Add.Name = "HogeHoge"
    OldSheet.Move Before:=ActiveSheet
    OldSheet.Activate
End Sub

上のサンプル構文がそうですが、最近は、これに代る新用語を発見したんだな。
それが、台湾語の”乖乖”で、”KuaiKuai”と書きますが、八文字と語呂も良いよ。

何でも、台湾で有名なスナック菓子の会社名で、明治のカールみたいなお菓子。
意味は、”よしよし”とか、”いい子、いい子”とか、子供をあやしたりする言葉。

台湾のIT業界でも、この菓子がお気に入りだそうで、お守りに使うと言います。
つまり、サーバーやPCのハードが順調に稼動するのを願って、お菓子を置く。

ネットから拾ってきた

”よしよし”と機械をなだめれば、何事も起こらずに安定して稼動しくれるはず。
「鰯の頭も信心から」の例え通り、無事に動けばお菓子を食べるのでしょうね。

結構、ゲン担ぎで行われる習わしだそうで、もちろんおいしいからでしょう。
というわけで、HogeHogeに代って、このKuaiKuaiを日本でメジャーにしたい。

プログラミングだって、”KuaiKUai”を仮の言葉に代入してみて、問題なく動いてくれれば、この”よしよし”のおまじないが効いたのであり、そういう含蓄をこめた言葉であれば、ホゲーよりずっとましなジャーゴンになると思ったのでした。

おまけ:お菓子の包装に登場する子供は、”Justia”というのが分かりました。



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