2019年6月7日金曜日

日本だと、横浜、神戸、長崎に三大中華街があるのですが、その土地に親しんだ雰囲気を味わうなら、神戸の中華街がお勧めだと思います - 神戸南京町(神戸市・中央区)

神戸南京町長安門

正直、横浜市民であっても、わざわざ中華街へ出かけることもなくなりました。
いつの頃からかは覚えていませんが、上さんと結婚した年あたりだったかなあ。

だから、十数年以上が経っているはずで、今や中華料理は日本の料理の一分野。
日本人の口に馴染んだ料理になってしまって、中華街で食べる必要も無いよね。

なので、酢豚など日本で命名した料理で、ありえないトマトケチャップを使う。
パイナップルまで入ったりして、中国人にも想定外の料理なのかもしれません。

餃子だと、中国ではゆでるもので焼かないし、拉麺(ラーメン)は日本生まれ。
回鍋肉(ホイコーロウ)、マーボー豆腐もそうで、本場からかけ離れています。

まあ、自分の身近にある中華街は、月並みに地盤沈下して観光地の一つぐらい。
だから、興味の対象ですらなくなってしまったけれど、神戸の中華街は違った。

横浜に比べると、街区自体が小さくて、ローカル感が漂うほど異国情緒がある。
神戸の街に移り住んだ華僑が、この南京町で連綿と商売を続けている雰囲気だ。

  
横浜の方はと言うと、商店街が、どんどん新しく豪華な建物に代って行きます。
代替わりで経営者も代って、新陳代謝の激しい活気ある町だとうは思うのです。

でも、そんな賑やかで派手な町並みより、生活感のある商店街の方が良いんだ。
代々、華僑が、自分達の生業をしながら暮らし続けている雰囲気が、心地よい。

今回の大阪旅行では、ちょっと神戸まで足を伸ばしてみましたが生憎の雨です。
そんな天気ですら、観光客はことのほか多くて、傘を指し列をなして歩きます。

とぼとぼ歩いて、北京ダックを買い食いしたり、湯葉入りの肉まんを食べたり。
ちょっと、小腹が空いたら小銭を払って買い食いしつつ、通りをぶらつくんだ。

レストランの店先には、買い食いできる露店の出店がたくさん並んでいるのよ。
傘を差した立ち食いなのですが、店の軒先を借りると注意されたりしましたな。

ある意味では、面白い体験にもなったし、続けて中華食材の店も立ち寄ります。
上さんが色々物色していましたが、豆腐を干した豆干(トウガン)も安いんだ。

まあ、雨がひどくなれば、横に並んで走る元町のアーケード街に逃げればいい。
そう思いつつ、ブラブラした分けですが、ふと思い出したのは別の中華街です。

それは、世界一小さなチャイナタウンを、キューバのハバナで見たときのこと。
当時、海外営業をしており、売り込みもあり専門商社の人と出張いたしました。

商談もありますが、途中、ハバナ旧市街とその要塞群を案内してくれたりする。
後にユネスコ世界遺産に登録されましたが、宗主国スペイン時代の名残なんだ。

GSで見たクラシックカー
ハバナのチャイナタウン

街中には、革命以前に使われていたクラシックカーが走ったり、異国情緒満載。
タイムスリップした感覚でしたが、その時、ここが中華街と教えてくれました。

通りの入り口から奥に向かって、赤い中華灯篭が吊り下げられ、確かに中華街。
車窓からちら見した程度でしたが、通りの距離が50メーターと説明されます。

世界一小さいのだと言っていましたが、ネットは別の場所も紹介していました。
それは、カナダでブリテイッシュ・コロンビア州のビクトリアにあるらしい。

現在、世界最大の中華街はバンクーバーにあるのですが、両方がカナダなのか。
最近では、中華系移民も増えすぎで、カナダ政府も締め出すようになりました。

だって、移民と同時にマフィアやら犯罪まで持ち込まれたんじゃ、たまらない。
昔の華僑と違って、中共の赤化人種は、金に物言わせてモラルも低そうだしね。

というわけで、少し脱線してしまいましたが、神戸の中華街は一見の価値あり。
この後、市内を循環する観光バスに乗って、北野異人街の風見鶏の居宅を三十年ぶりに見に行ったりしまして、横浜とは一味も二味も違う貿易都市の観光を楽しんだのでした。



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