2020年1月6日月曜日

コーランは神の言葉、そこには、イスラム教徒は異教徒と戦えといった文言が明記されており、多様性を認めない宗教には違いない - ソレイマニ司令官殺害(そのほか)

イラン革命防衛隊ソレイマニ将軍

要するに、アメちゃんは不倶戴天の敵を千載一隅の好機で殺しただけです。
米政府が認定したテロ関係者名簿には、長い間、掲載され続けていました。

まあ、ソレイマニ指令官は大勢のアメリカ人を死なせてきた主犯のレッテル。
イラン革命防衛隊の海外作戦を担当するコッズ部隊の指揮官だったからな。

この精鋭部隊は、レバノン・イラク・シリアの近隣地域で攻撃を仕掛けて来た。
各地の親イラン派、つまりシーア派を後押しして、同国の影響力拡大を推進。

その中心に居て、長年の作戦の陣頭指揮をとっていたのが、この人物です。
しかも、米政府は、指名手配のごとき人物の動静を、把握できずにいました。

だからこそ、彼の動きを察知できた、今しか殺すしかなかったのでしょうな。
それで、この謎解きは、IS最高指導者バグダディの爆死から始まると思う。

昨年末、米軍の急襲を受けて死亡しましたが、場所は親イランのシリア国内。
シリアでは、シーア派に親しいアラウィー派の信者が、実権を握る国家です。

実は、ISはスンニ派の政治勢力だったので、その地域が真空状態になった。
イスラム教には、スンニ派やシーア派などの派閥があり、それが対立を生む。

実をいうと、両派に教義の違いがなく、後継者を巡る利権争いだけとさもしい。
だから、現代ですら、国家間の対立を宗派で色付けしているという格好だな。


果ては、軍事的に衝突する事態にまで発展して、宗教対立はあな恐ろしや。
ただ、多数派のスンニ派に比べ、数で劣勢のシーア派はイランが後押しする。

加えて、イラクは、スンニ派とシーア派が入り交じり、政情も不安定なんだな。
湾岸戦争でスンニ派のサダムフセイン政権が倒れて以降、そんな情勢だよ。

世界地図を見るとイランの西側にイラクがあり、その隣がシリア・イスラエル。
それで、スンニ派のいるイラクが、いがみ合うイスラエルとイランの緩衝地帯。

こういった情勢では、IS残党のバグダディもバッファー勢力だったのでしょう。
ただ、いつまでも生かしておくわけにはいかなかったので、昨年殺害された。

となると、この三国での宗教勢力は、シーア派が優勢になってしまいました。
結局、イランの対外作戦能力を削ぐには、陣頭指揮を執るお尋ね者を消すのさ。

でも、付け狙われていたソレイマニ司令官の動きが、なぜ暴露されたのか。
それは、イラクにもスンニ派の勢力がいるので、情報が漏れたのでしょうな。

イラクで起きた反政府デモ(イラン批判)

イランは報復すると言っていますが、どこまで本当にやるか分かりませんよ。
だって、ガソリン価格の急激な値上げで、反政府デモが全土に拡大したからな。

アメちゃんの長引く経済制裁が、同国の経済状態をかなり揺さぶっています。
国民も、戦時状態のような経済運営に、厭戦気分が蔓延している事実なんだ。

というわけで、アメちゃんは林先生のように”今でしょ”と思って決行しました。
石油自給率が百パーセントになったアメリカですから、中東の国際情勢が危うくなって原油価格が高騰しようが、どこ吹く風だろうし、今や対立軸の中国に対しても、原材料コストを上昇させて輸出競争力にダメージを与えるのにも好都合で、半世紀近く前のイランアメリカ大使館人質事件の仕返しを、時間をかけて復讐したにすぎないと、冷静に分析する自分がいるのでした。


おまけ:ソレイマニ殺害を喜ぶシリア民衆の動画はこちらから


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