もし、初夢なのに癌に罹っていると診断された夢だったら、どう思われますか。
それもステージ3と医者から宣告され、色々と話し合うのが現実的すぎます。
部位はどうも肝臓らしくて、昔にC型肝炎を治療した経験があったからなのか。
痛みが激しいからオピオイド鎮痛薬を使う相談まで出て、まるでデジャブです。
あまりに生々しくて夢見が気持ち良くないので、ついつい上さんに話しました。
そうすると、上さんも心配性の性質で、初詣にもう一度出かけようと誘います。
まあ、初詣は何回も行っても構わないらしく、敬う心を忘れなければOKだな。
神社によって祀られている神様仏様が各々違っているからなのだそうです。
それで、五日の日曜日だったのですが、松の内三日までが初詣とあります。
一方、関東近辺ですと松の内が七日までのようで、五日なら許してもらおう。
そんなことを朝起きてから朝食の最中に話しましたが、神社はどこにしようか。
近辺の寺社仏閣だって色々とお参りしたから、残るは鎌倉八幡宮ぐらいです。
ですが、お正月は混んでいそうで遠慮するとして、探し当てたのが思金神社。
読みは”おもいかね”で、古事記に記された神名がそのままお社の名前です。
有名な秩父の三峯神社も、同じくこの神様を祀っており、ご利益はありそうだ。
なので、グーグルマップで徒歩の所要時間を調べたら、一時間ほどでしたな。
手軽なウォーキングにもなるし、早速上さんと出かけてお参りしてきました。
さて、ここに至るまで県道23号の原宿六ツ浦線が通じており、目安となります。
ただ、交通量も多いし歩道の切れる箇所もあるので、できれば歩きたくない。
なので、グ-グルマップが示した経路をたどりましたが旧道だと思われました。
途中、道に迷ったりしましたが、何とか鳥居まで到着すると、結構な階段です。
願いが叶うという触れ込みでしたが、傾斜が急なので慎重に登り詰めました。
晴れていたので富士山への見晴らしが良くて、なるほどの絶景ポイントです。
お参りも兼ねて富士山を観望する神社としては、なかなかに価値があるんだ。
ネットではド迫力のご朱印がもらえたと紹介されており、それなりに有名かな。
というわけで、この神社、昭和四十九年に合祀されたという新しいお社です。
白山神社の拝殿として創建されて、戦前戦後の風雪に耐えながら、当時の氏子達に守られたものの、周辺の宅地開発・造成の余波で合祀に至ったと説明もありますが、この地区では蛍の見られる自然がまだ残されておりますので、無粋な都市開発計画は、これ以上進めてもらいたくないと思う自分がいるのでした。
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