2020年2月20日木曜日

郵便学者の内藤陽介さんは、温厚に批判していたけれど、あまりにお粗末な内容は噴飯ものでしかないと思うね - 中田敦彦・YouTube大学(そのほか)


様々な分野のユーチューバーが活躍していますが、芸能人も進出する昨今です。
オリラジの中田敦彦も「YouTube大学」なるサイトを開設しましたが、怪しい。

大学と称して教養講座ごとき番組を垂れ流しますが、本当にアカデミックかな。
昨年、急成長したチャンネルで視聴した人もいるでしょうが、自分は無視です。

だって、大学でちゃんと歴史を勉強したわけでもないし、経済学部卒だしねえ。
まあ、金もうけで番組作って歴史を知らないバカッター目当てに再生数を稼ぐ。

なので、大学教授からは”これまで見たどの答案よりもすいごかも”と絶賛酷評。
講座の世界史解説はかなりの間違いがあって、わざとしか思えない陰謀誘導だ。

・国民党と共産党が、清朝を打倒しようと動いていたところに
 日本が攻め込んできて、日中戦争だか日清戦争だかになった
・関東軍は、満洲事変で張作霖を爆殺した
・満洲事変は、日本が中国本土へ侵略するための自作自演
・第二次国共合作は、薩長同盟、張学良は坂本龍馬

先ず、最初の説明は、辛亥革命で清朝が滅亡したので両党とも打倒できません。
しかも、時系列的に見て、共産党はタイムマシンにでも乗らないと行動できん。

因みに、辛亥革命は1911年に起こり、中国共産党は1921年に結党されたのだ。
うーん、目が回ると思いながら、二番目もタイムマシンを駆使した工作解説ね。

だって、張作霖爆殺から三年後に満州事変が起きていて、計算できないのかな。
一見、まともそうなしらっとした回答だけど、零点には違いないので笑ったよ。

次に、満州事変は、関東軍が満州地区の経済権益を確保狙いで軍事行動に出た。
だから、中国本土へ侵略する考えは、当初全くなかったので飛躍しすぎの回答。

発端となった盧溝橋事件は、満州事変から四年後で、これもタイムマシン駆使。
最後に、国共合作の薩長同盟の例えは、あまりに荒唐無稽で捧腹絶倒の珍回答。

合作は二度あって、張学良が登場するので第二次だと思うけど成り立ちは脅迫。
国民党の蒋介石を拉致監禁して脅した挙句、合作を認めさせるたという謀略だ。

だから、坂本龍馬は平和的な交渉を通じて同盟させたのとは隔たりがありすぎ。
この中田敦彦ってバカじゃん、ネットでググればすぐに分かることだものなあ。

まあ、全体の流れが全くわかっていないのに、知ったかぶりでカッコ付けます。
次に、らしくみせたくて、細かい個別の史実や人名まで入れようとして、躓く。

しまいには、ますます滅茶苦茶になってしまったのに、意気揚々と回答します。
分かっていないのがばれて、単位まるごと失っている感じで、大学やり直せよ。

     
この他、こういったハチャメチャ講義は学識者から痛烈に批判されているんだ。
イスラム教が寛容な宗教とか、聖地エルサレムとパレスチナ問題とかザクザク。

ここ掘れワンワンみたいにさ、間違いで金を稼ぐなんて、慶応が泣くぜ泣くぜ。
というわけで、”中田敦彦 フェイク”のような言葉でググってみて下さいませ。

プレジデントオンラインでは、この中田敦彦を「フェイク問題に警鐘を鳴らす芸能人」扱いした犬HKに罪はないのかという記事をネットにアップしているくらいで、番組で「責任持った発信が大事」と語るようでは、メディア全体が嘘をついても悪意がなければ許されるとか、ばれなければ済まされるとか、どれだけ信用のおけない詐欺師で構成されている職能社会なんだなと、思ってしまう自分がいるのでした。


おまけ:中田敦彦はナチス礼賛と誤解されかねない危険動画もあるのよ!
 『中田敦彦氏のYoutube大学の誤りを解説 第二弾
                 内藤陽介【チャンネルくらら】


いいねと思ったら、三つポチっとね!
にほんブログ村 スキースノボーブログへにほんブログ村 スキースノボーブログ スキーへにほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ
にほんブログ村    にほんブログ村      にほんブログ村 



0 件のコメント:

コメントを投稿