世界中で、あと十年もしたら内燃機関エンジンを持つ自動車は売れないのです。
ただ、EUやアメリカなどの経済主要国は、先んじて大気汚染の先進国でもある。
つまり、環境を破壊したいだけ破壊し、人間に危害が及びそうになってビビる。
だから、地球温暖化に寄与する二酸化炭素の排出のない電気自動車に切り替え。
風が吹けば桶屋が儲かる式の近視眼に見えてしまいのは、私だけでしょうかね。
”環境”と連呼して錦の御旗を立てて、国連を乗り込んだきじるし少女もいたな。
名前は、グレタとか言っていたが、実際は中国が支援する環境団体のフロント。
最近では、ツイッターで世論をかく乱する指示書を、つい添付して正体暴露だ。
だから、世の中、何か裏があるとにらんで生きていた方が、精神衛生上は良い。
実際、環境にやさしい触れ込みの太陽光発電パネルは、中国メーカーが寡占だ。
しかし、製造工程で排出される汚染物質の規制は、その国ではザル法そのもの。
特に、ソーラーセル(発電素子)の材料、カドミウムテルル(CdTe)は有害ね。
この物質は、人体にとって有害で、腎臓機能に障害が生じて、骨が侵されます。
かつて、日本では環境汚染により、神通川流域で起きたイタイイタイ病が有名。
WHOだって、下部機関IARCを通じて発癌性があると勧告されているほどです。
なので、欧米が電気自動車にしても、中国はソーラーパネルで儲けて環境汚染。
新次郎、パネル処理を考えろ |
どっちにしろ、地球全体で環境汚染の新たな創造だけで、カドミウムこそ怖い。
なのに、中国は極東で遠方だから汚染は到達しないと、思っているのだろうか。
いや、中国は全体主義国家で世界のならず者だから言うことも聞かないだろう。
だから、このまま放置プレーに徹するのだとしたら白人国家は悪魔に違いない。
一方、日本は隣国でもあるので、排水から来る海洋汚染が深刻であれば危険だ。
そんなことを考えていると、エンジン付きの高燃費なハイブリッドがマシだろ。
どうして、ハイブリッド車まで販売禁止にしてしまうのか分からなくなります。
だって、電気自動車に切り替える国家は、高緯度地域に所在して気候が寒冷だ。
なので、夏でもエアコン無しで運転できるような国ばかりで電気を消耗しない。
これが、日本なら真夏の暑い盛りには、窓を閉めてエアコンを掛けて当たり前。
一方、エンジン車ならエアコンを動かすバッテリーの消耗で回転が上がります。
こうして、バッテリーで必要な電力を補うのが分かるのだが電気自動車は違う。
バッテリーの電力を消耗するだけで、あっという間に使い果たす可能性は高い。
だから、電気自動車は長距離走行に適さない、単なる街乗り用途でしかないな。
それに、廃車で廃棄されるバッテリーの処理を環境的にどう対応するのだろう。
しかも、太陽光発電のパネルは、二三十年で耐用期間が切れて廃棄処理される。
パネル内にカドミウム物質が含まれているし、高度な処理方法が必要になるな。
これを、2040年問題と言いますが、大気汚染以上の汚染をバラ撒くだけだろう。
ではなぜ、欧米は経済を担う自動車産業に対して、電気への転換を進めたのか。
それは、冒頭タイトルにもある通り、欧米企業に技術開発力がなくなったから。
ご存じの通り、数年前、欧州自動車メーカーがディーゼルの排ガス規制に抵触。
排出量をクリアさせるのに、測定時にエンジン出力を不正に電子制御していた。
シャーシダイナモメータシステム |
これまでは、この排ガス試験測定器が大きく、試験室に実車を持ち込みました。
これは、ローラの上に自動車をのせてタイヤを駆動させて、模擬で走行します。
これで排出されるガスを採取しますが、従来は予め特製試験車を用意してきた。
ところが、十年前、日本企業の堀場製作所が実車に積載できる小型製品を開発。
これによって、抜き打ち試験が可能になった分けで、この成績が最悪だったの。
要するに、これまでは試験に合格する車両を用意していたのがバレてしまった。
つまり、これが欧米自動車メーカーの実力だったことを世間に公表した分けだ。
まあ、大きな賠償問題にまで発展しましたが、要するに技術力が追い付かない。
それでも、ディーゼル車には、窒素酸化物を抑える尿素投入とかやっていたな。
結局、最終的には燃費の良いハイブリッド車の開発を諦めてしまったのが実態。
だから、世界市場でハイブリッド車一強の日本勢を打ち負かすには、電気だと。
電気自動車の導入を前倒して、各国で自動車産業を立て直すのが本音でしょう。
というわけで、堀場製作所さんには申し訳ないが、功罪相半ばしての感もある。
いずれにせよ、欧米が環境優先なのは、自分たちで汚して、これ以上汚せないから政策を世界に押し付けようてしているだけで、そこ以外の低緯度、熱帯地域の諸国は、エアコンを絶対に必要だから、CNGとかエネルギーの多様化はあったにせよ、内燃機関の自動車は廃止することがないだろうと、絶対に思ったのでした。
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