2021年7月2日金曜日

進化論のダーウィンは、”人間が耕すよりも前からミミズによって土は掘り返されてきたのだ”と書いていて、確かに”ミミズがいると土地が豊かになる”のかな ー フトミミズ(ガーデニング)

     
三年前、仙台の知人からもらって、わざわざ運んできたアジサイが枯れました。
一年目は未だ小さな苗で花が咲かず、二年目には見事に開花してくれたのです。

ところが、二年目には花が一株しか咲かず、心なしか、幹に勢いがありません。
葉も余りつけないし、葉自体が早めにしおれて来たので、八号鉢では窮屈かな。

根詰まりを起こしている可能性もあると思って、早速、十号鉢に移し替えます。
その後、初冬に枝の枝払いをしたら、枝の中心部に青々しさが残っていません。

これはかなり重症と思って土を入替えましたが、芽を出さずに春を迎えました。
寿命が尽きたのかもしれず、同じ鉢のユキノシタとフタバアオイがかわいそう。

なので、掘り返してマンションの中央にある花壇へ、こっそり移植しておいた。
一方、掘り起こした株は根も張らず、もう梅雨の時期だから枯死したのだろう。

     
残った土は保管するしかありませんが、移植ごてで土をならすとミミズがいた。
このミミズは、苗を持ち運んで当初から、付着した用土に棲みついていました。

一匹だけですが、八号鉢の植えた頃より、成長して元気よくピクピク動きます。
もう三年も生きているのか思うと、何だか愛しくなりましたが、用土も黒々だ。

ミミズは土中で生きていて、鉢の土を思う存分食べて暮らしていたのでしょう。
吐き出された糞の土は、窒素、リン、カリなど植物の生育に必要な物質が豊富。

このため、生きた肥料製造装置で、土に触れると地力があるように感じました。
それで、このミミズは、フトミミズ(ドバミミズ)の種類に当たると思います。

釣具店の生餌で売っている赤っぽいシマミミズと違って、体表が暗い灰色です。
このミミズ、よく大雨の後に、アスファルト道路に這い出して来るタイプだな。

干からびて死んでしまったのを見る機会が多いのですが、有用な生物なのです。
他方、シマミミズも枯れ葉、野菜くずも食べるので有用ですが、土は食べない。

        
このため、用土の改良にはフトミミズが居ればよく、土壌改良剤は不要なんだ。
だから、このフトミミズさんは、新しくヘンルーダの鉢へ転居いただきました。

それで、心配があるとすれば、フタバアオイにアレロパシーがあるかどうかね。
植物の中には、他の植物の成長を妨げる成分を土中に放出する品種もあるんだ。

まあ、仲間のドクダミだとアレロパシーが強いとありますので、少し気がかり。
だから、秋口になってマメ科の蓮華草でも植えて、追加で土壌改良しましょう。

というわけで、ミミズさんの土壌改良能力には、今回、感服した次第なんだな。
これを考えますと、近所の市民の森でフトミミズ採集に出かけて、捕獲できたら使わずに残した用土に撒いて飼いならすとして、結果、自然に土壌改良ができるかもしれず、市販の改良剤に限界を感じていた自分としては、新たな可能性の挑戦なのでした。



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