やや小ぶりでしたが、青い涼やかな曜白朝顔が、きれいに咲いてくれました。
ここ二三年、近所のお庭でも、このタイプの朝顔が咲きだして人目を惹きます。
まあ、朝顔は花を付ければ、大抵は種取りができて、来年の栽培にも使えるな。
なので、青い曜白を見かけると、種ができないかと散歩のたびに注意しました。
見る内に分かったのですが、咲いてしばらくするとぽろっと落ちてしまいます。
種子になる果房が太り出すこともなく、花の落ちた茎には変化がないのでした。
それなのに、赤い曜白は、果房がたわわになり、どれも種子ができていました。
それらを失敬させていただきましたが、結局、昨年は青の種は取れずじまいだ。
だから、ダイソーで二袋百円の花の種から、曜白朝顔を選んでまいてみました。
赤い花の種子は、たくさん手にしたし、五年くらいは発芽率も落ちないタフさ。
なので、赤は来年に撒くとして、今年は青いタイプの種取りに注力する気です。
実際、ネットで探してみたら、青は種が実らなかったという書き込みがあった。
だけど、こぼれ種で翌年には芽を吹いたとか、貧弱な種しか取れなかったとか。
となると、青い花は実を結ぶのが、かなり難しいかもしれないと判断しました。
他には薄紫やピンクの花も咲いていて、これらに種が実るかはまだ分からない。
だから、これからの楽しみということにしますが、花が小ぶりで見栄えがない。
だから、曜白の花弁は、普通の朝顔と違う意匠で面白いのですが、迫力が不足。
蒸し暑い夏の早朝には、大輪の朝顔がぱっと咲いてくれた方が涼む気もします。
実は、ベランダでは、白いふち取りの赤い大輪も咲いていて、見ごたえがある。
棚を伝った幾本もの朝顔の蔓に、大ぶりな花の咲く様子は、何と美しいことか。
という分けで、百均の種だから品種改良もよくないのか、小さな花のままだな。
あまり大きくは咲きませんので、たくさん株を育てて咲かせると、きれいなのかもしれませんが、マンションのベランダはスペースに限りもありますし、ここは野生種に近く、蔓の丈もぐんと伸びてグリーンカーテンとしてはうってつけになる朝顔の方が良いのかもしれないと思い始めたのでした。
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