紹介は原稿の中で |
コロナ禍では、人と人の対面がリスクとみなされたのも、聞き飽きた話ですな。
このため、飲食店は大打撃を受けtましたが、デパートなど小売業も同じですよ。
要するに接客業は、すべからくダメージを受け、消費者はおこもり状態の日々。
だから、ネット通販などの”非接触型販売”が、増々増えると予想されています。
一方、中国ではスマホを使った電子マネー決済が、日本より早く始まりました。
しかも、アリババなどの通販業者も発達したので、ネットショッピングは当然。
拡販を狙った”独身の日”なども設定され、売上の結果も華々しく喧伝されたり。
商品を紹介するのも、動画の生配信を使った販売手法が大掛かりになりました。
こういった商品を紹介する役割を担うのが、インフルエンサーと横文字言葉だ。
英語で影響力のある人という意味ですが、間違ってもインフルエンザではない。
まあ、農家の人が畑にスマホを持ちこんで、農産物をライブ販売する時代です。
そんな光景が日常茶飯事になったのですが、よほどテレビがつまらないらしい。
だって、中国共産党の指導を受けたプロパンダばかりの番組は、飽き飽きだな。
そこで、ネットで通販動画から商品をPRするインフルエンサーがお出ましです。
中国の大手通販サイト、タオバオライブでは、女性の薇婭(viya)がNo.1です。
安徽省出身の美形ですが、歌手デビューしても売れなくて、転身組だそうです。
ネット通販の拡大の波に乗ってビジネスは順調で、やがては個人事務所も設立。
活躍は飛ぶ鳥を落とす勢いでしたが、最近、脱税が発覚して当局に検挙された。
その脱税額は13億元以上で、日本円の換算で240億円って、マルサもビックリ。
本人も監視されて、もうこの世からは抹殺されて二度とメディアには現れない。
しかし、中国ほど税徴収がいい加減な国はなく、いとも簡単に脱税できるんだ。
いい加減というのは、GDP統計の怪しさから分かっていましたが、杜撰国家だ。
というわけで、ネット通販も、パチモンだらけの中国では全く信用できません。
農産品だって、通販で買っても農薬汚染がひどくて、農薬を洗い流す洗剤を使わないと食べられなさそうだし、騙した方が賢くて騙される方が悪いのが、生活の知恵なんですから、こんな国で巨額の脱税をするのが当たり前なんだろうなと思ってしまった自分なのでした。
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