2022年5月4日水曜日

宝塚歌劇団で歌われる”すみれの花咲く頃”は、ドイツ語の原曲が”再び白いライラックが咲いたら”なので、花が全く違うとは驚いた ー タチツボスミレ(市民の森)

    
自宅から目と鼻の先にある市民の森で、タチツボスミレの群落を見つけました。
この森には、せせらぎが流れていて、このそばにある遊歩道はよく歩くのです。

でも、森に張り巡らされた散策路の中には、踏み入れないコースもありました。
このルートは、歩くと森の南側に回り込んで、小高い場所から自宅が見えます。

このコースでは、植物の手入れが悪く、樹木は伸び放題で陰鬱としていました。
このため、見通しが悪く、数年前は自殺者が見つかるまで三日も掛かったほど。

だからなのかもしれませんが、最近は伐採や下草刈りの手入れがされています。
春先なので葉も生い茂っておらず、下草の伸びもまだなので明るく歩けるんだ。

こうして、散策路に入ってみると、最初に見つけたのはムラサキケマンの群落。
意外と固まって咲いているのを発見したので、これはウスバシロチョウの食草。

モンシロチョウと似たような蝶を見たこともあるので、ひょっとしたらそうか。
この植物は、徒歩で通勤する途中にも群落があるので、意外に繁殖力が旺盛だ。

ムラサキケマン・ウスバシロチョウ
   
実は、この崖地に咲くムラサキケマンのあたりで白い蝶を見かけているのです。
年に一回の五月頃に、羽化して飛び回るようですが、神奈川の生息地は山間地。

だから、市内の里山で生息可能かは分かりませんが、改めて探そうと思います。
まあ、この市民の森は、春が訪れるとウグイスもシジュウカラも鳴いています。

それなりに自然も残されており、スミレの群落を発見できたのはうれしい限り。
ただ、スミレも、絶滅危惧のレッド・リストに載るほどの品種ではありません。

このスミレを食草とする蝶はツマグロヒョウモンですが、パンジーも食草なの。
なので、パンジーはガーデニングでもありふれており、近所でよく見かけます。

だから、近辺を普通に飛び回っていたとしても、少しも不思議ではない感じだ。
ところで、このスミレをガーデニングで栽培したいとかねがね思っていました。

この散策路沿いに繁殖する株を観察すると、開花を終えて結実した株もあるな。
真ん丸と子房の膨らんだ株もあって、種子の採取ができるのはこれからだろう。

そして、種まきの時期は、八月下旬から九月中のようで、それまでは休眠です。
というわけで、これから種取りのために、毎週末に市民の森にでかけましょう。
インターネットを見ていたら、種子の入った子房は、裂けて種子を飛び散らす習性があるので、生ごみネットを被せて破裂した種子を中に回収してしまおうとする方法が紹介されていて、面白いと思ったから実践してみようと思った自分なのでした。 



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