2022年5月6日金曜日

プーチンの露払い爺さんぐらいにしか見えず、発言自体が誇大妄想か、認知症の極みなのではないだろうか ー セルゲイ・ラブロフ(ロシア外相)


ロシアのウクライナ軍事侵攻が続きますが、ラブロフ外相の舌禍がありました。
何と、ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーに”ユダヤ人の血が流れている”と発言。

 ヒトラーにはユダヤ人の血が流れていた。
 長い間、賢明なユダヤの人々が、
 最大の反ユダヤ主義者は、
 ユダヤ人自身だという意見を聞いている

イタリアのテレビインタビューだったのですが、ユダヤ人大虐殺の張本人だよ。
しかも、外相は、ゼレンスキー大統領のユダヤ系を引き合いに出して追い打ち。

彼がそうであれば、ウクライナはナチスの要素を持ちうるのだと考えを披露だ。
これって、全世界に広がるユダヤ人を、敵に回すだけの自滅外交に過ぎません。

当然、ゼレンスキー氏は厳しく非難するのですが、ロシアこそナチス降臨国家。
だって、ロシア正教会も後押しをして、ウクライナ人の民族浄化を正当化する。

ロシア軍の兵士に向けた配布物では、地球上から抹殺するのが貴方達の任務と。
カルト丸出しの異端宗教としか思えませんが、既にロシアがカルト国家だろう。

ゼレンスキー大統領だって、外相の反ユダヤ的発言をあきれたのではないかな。
つまり、ロシア政府は、第二次大戦の教訓を忘れたか、全く学んでいなかった。

むしろ、ロシア人は、ウクライナを小ロシアとして同胞と見なそうとする傾向。
見下した考えがあるからでしょうか、力の制圧でも許されると思っているのか。

こんなラブロフ外相の発言騒動で、イスラエルもロシア大使を呼び出しました。
謝罪を求めるなど非難が相次いでいる中、イスラエルの追加決断はすごいのだ。

   
つまり、同国から特殊部隊が派遣されるという情報が入ってきているほどです。
いやはや、”ウクライナの非ナチ化”の標榜は、侵攻の理由作りに過ぎない感じ。

つまり、ロシア国民を束ねられる数少ない理由が、第二次世界大戦の勝利です。
その記憶は、反ファシズムと戦ったという意味であり、勝利の結束を促します。

だから、5月9日の戦勝記念日のパレードやコンサートに莫大な投資をするのだ。
独ソ戦物の映画やテレビ特番を後援したり、ウクライナ侵攻の勝利を盛上げる。

こうして、ウクライナ侵攻にだぶらせながら、ウクライナのネオナチを喧伝だ。
ドンバスでウクライナ軍と武装組織がロシア系住民に行っている戦争犯罪とか。

でも、本当にそうだったのか、親ロシア派地域に潜入取材ができていないのだ。
だから、巧妙な情報宣伝戦をロシアこれまでが仕掛けてきたのが、実態だろう。

というわけで、中国などの全体主義同盟国家以外に味方する国家などおらんわ。
今回の軍事侵攻が、明白にロシアの敗北が確定するまで、これは戦勝記念のイベントが否定されることを意味するのですが、これができなくなるまで、ロシアは何度でもネオナチとかジェノサイドなど、あらぬ言いがかりをつけて、他国の領土を脅かすならず者なのだろうと、改めて思ったのでした。

おまけ:
イスラエル・ベネット首相に、プーチン大統領自らがラブロフ外相の”ヒトラーはユダヤ系”の発言を謝罪した模様、後の祭り(アルジャジーラ報道)。



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