アジサイの挿し芽ですが、一株が発根して成功した記事を投稿しておきました。
ところが、その後、急に葉が枯れだして中心に育ちつつあった新芽も枯れだす。
黒く萎れだしてしまい、どうしたものかと驚いて、先ずは掘り上げて確認です。
根になる茎の部分には用土が付着していたので、じょうろで水を掛けてみます。
土を洗い落としてみると根はついていますが、成長が思ったより悪くて短いな。
長くても1センチぐらいで、新芽が成長しても栄養の補給ができなかったのか。
これでは壊死してしまうと思って、急遽、メネデールの溶液に漬け込んでみた。
この先どうなるかは不安ですが、茎の下部に小さな芽が付いているのが救いだ。
それとメネデールだけでは心配なので、リキダイスの千倍希釈液も加えました。
翌日に状態を確認しましたが、地上部の葉の部分は完全に黒くなって、アウト。
でも、溶液に浸された部分は、何とか生きているようなので見守るつもりです。
どうしてこうなったのか、考察してみるに用土の成分がよくなかったのだろう。
なので、日光消毒した後、花ごころの”古い土のリサイクル材”を混ぜてみよう。
その時、鹿沼土とか、クワガタ飼育用のおがくずとか、少し加えてみる気です。
こうして、挿し芽は全滅しかかっている状態なので、再度、挿し芽に挑戦だよ。
適した時期は5~7月頃なので大丈夫だと思って、近所の市民の森へ直行した。
北西の方向にある遊歩道の脇には、日当たりが悪いのに数株が植えられている。
あまりに日当たりが悪いので、真夏になっても、これから花が咲くような始末。
日当たりの良い場所は、花も咲き終わり茎も木質化して、挿し芽には向かない。
一方、日陰にあるテマリ咲きの株は、まだ茎が青々として、挿し芽向きでした。
それで、その場で茎を刈り取りつつ、葉を切り落としながら六株を作りました。
後は、メネデールの溶液に浸して、自宅まで持ち帰り、三時間ほど漬ける養生。
その後、鹿沼土と赤玉土(ともに小粒)が半々の用土に差し込んで水を与える。
直射日光もいけないので、家庭菜園用不織布を折りたたんで臨時カーテン作成。
日光の差し込む方向へ垂らしつつ、これで発根するまで挿し芽の環境が完成だ。
というわけで、アジサイの挿し芽チャレンジは、まだまだ続くのでありました。
実は、挿し芽をしてから不十分な発根のまま三週間ぐらいで、鉢に移してしまったのがあだになったのかもしれず、これも北海道への墓参りがあったからなのですが、今回、お盆の夏休みはどこにも出かけずにガーデニングに専念しようと思う自分なのでした。
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