2023年8月27日日曜日

どんな環境で植物が栽培されているのかなんて、ちっぽけな昆虫には判断の付きようもないのだろうな ー エビガラスズメ(昆虫観察)

    
今年の朝顔は、小さな鉢に植えていたのにもかかわらず、丈夫に生育しました。
もちろん、植物に活力を与える”リキダス”、発根用の”マグアンプ”のおかげだ。

肥料よりは、植物に活力を与えるビタミンみたいで、花もきれいに咲きました。
なので、自分的には十分満足していましたが、丈夫に育った分、弊害もあるな。

それは、得体のしれない芋虫が出現して、ムシャムシャと葉を食べまくります。
最初は、アゲハ蝶とは雰囲気の違う緑色で可愛かったのですが、最終令は茶色。

体に斑点の模様も出て、何だか蛇みたいな感じの上に、角も出ていたりで微妙。
虫嫌いな人には、グロテスクだとみなされそうで、毛虫で無いのでまだマシか。

しかし、どんな害虫か分からなかったので、ググってみると”エビガラスズメ”。
一発で出てくるので、朝顔愛好家には、手ごわい天敵なのだろうと思いました。

同時に、ベランダでナミアゲハ蝶の幼虫が、六匹も棲みついているのを発見だ。
こちらは、ヘンルーの低木を這いまわっていますが、弱い樹勢が気がかりです。

    
この低木の寿命は数年と言われていて、ベランダの鉢のもそれに近い年月だな。
だとすれば、今年一杯でどうかなと心配ですが、こぼれ種の発芽もありました。

まだ、小さくても若芽は青々としていて、冬になったら鉢の植え替えを予定だ。
この若い苗を大事に育ててあげれば、成長も早いので来年には花も咲くだろう。

こうして、アゲハ蝶の棲み処の世代交代が始まったと感じつつ、一方の朝顔ね。
実は、この芋虫の成虫”エビガラスズメ”を、一度マンションで見かけています。

階段の踊り場に転がっていましたが、産卵を終えた死骸だったのかもしれない。
ただ、成虫は樹皮に似せた擬態なので実に地味で味気なく、興味を引きません。

むしろ、女性が嫌う典型的な蛾に違いなく、この投稿でも成虫は紹介しません。
まあ、物好きで興味のある人は、ネットでググって探し出すのもよいでしょう。

まだ小さい頃は緑色
       
それで驚いたことに、幼虫が蛹になる時、土に潜ってマユを作るのだそうです。
この点が、アゲハ蝶とは全く違っていますが、ベランダは全部鉢植えだからな。

潜り込む場所も限られているし、鉢の植え替え時に用土を熱湯消毒までします。
となると、サナギは茹で上がってしまって、お陀仏となってこの世とおさらば。

というわけで、これも、畜生の定めだから、精一杯生きるが良いと引導を渡す。
アゲハ蝶のように、脱走をしてどこかの木の枝にでもサナギを作って羽化しくれるのであれば可愛いとは思うのですが、土に潜んだサナギで惰眠をむさぼる姑息さでは、ベランダガーデニングが非常な仕打ちを掛けるのであろうなとも、思ったのでした。



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