2023年8月11日金曜日

「神の一手」の裏側にあるのは、駒を指すのが人の手ではなく“CPU”だという、超電脳社会なのである ー 藤井聡太(パソコン)

    
会社の嘱託身分は、暇な時は本当に暇なので勤務時間を持て余してしまいます。
こういう時は、暇つぶしにネットを閲覧したり検索するのことになるのですな。

それで、藤井聡太氏が七冠を達成した記事を漁っていて、自作PCが気になる。
もちろん、将棋ソフトと対戦しながら、棋譜を研究する目的で自作したらしい。

当時は、まだ二冠を達成した頃で、自作するのに費やしたお金が五十万円です。
CPUも、スレッドリッパー3990Xという64コア128スレッド動作の化け物だな。

月並みな家庭用PCでは、搭載CPUが1秒間約二百万手を読むことができます。
それに対して、この化け物の威力は、三十倍の六千万手も読めるのだそうです。

短時間でより多くの局面を検討するから、効率よく研究できると説明があった。
このCPUは、メーカーがAMDで、定番のインテル製を使わなかったのが面白い。

当時は、マルチコア化でAMD社が先行しましたが、電力消費が半端ありません。
動作周波数で大きく変化しますが、フル稼働では250Wを超えるモンスターだ。

それで、この藤井効果なのか、AMDのビジネスが上向いて、インテルを脅かす。
CPUのマーケットシェアも上向いたようですが、お話はこの藤井モデルのPC。


ネット記事では、対戦もままある八段の棋士が、藤井モデルを購入すると想定。
まあ、藤井さんが使っているようなPCが欲しいと、先ず注文を出してみた分け。

すると、パソコンショップの店員は、得意げに蘊蓄を説明してくれたとのこと。
もちろん、訪ねている方が上段者とは明かさないので、店員さんの対応も普通。

もはや、藤井仕様PCは、"君も名人"になれるとばかりの将棋対戦スペックだ。
こうして、パソコン組み立てショップでは、藤井大明神なる広告宣伝塔の誕生。

それで、メーカーのAMDもあやかりたいのか、藤井七冠がホームページに登場。
何だか、インテルは、eスポーツのゲーマー御用達なら、AMDは棋士の御愛用。

というわけで、CPUメーカ-の攻防も激しいのですが、未だにインテル寡占だ。AMDのシェアが20%台にとどまっていて、それでも一頃よりはかなり躍進はしているのですが、インテルのマーケティング戦略には後手に回っている感が否めず、だとしたらAMDは、藤井七冠を担ぎ出して指しているのだろうとも思うのでした。



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