大概、植物は冬の季節に休眠しますが、その頃に芽を出す植物ははありません。
あったとしたら非常に珍しい植物ですが、発芽する適温は15~20℃が通り相場。
まあ、植物は、芽が出て花を咲かせて結実して枯れるまでが、ライフサイクル。
ただし、球根植物は乾燥する暑い夏を嫌い、湿気の戻る冬から成長し始めます。
そして、暖かい春に花を咲かせて結実したり、球根を増やすため分球を行うの。
これに対するのが種子で繁殖する植物ですが、冬に発芽することはありません。
少なくとも、気温の高い秋口に発芽して、冬の間はゆっくり成長する分けだな。
今、ホタルブクロが咲き始めたばかりなのですが、冬はほとんど成長しません。
そんな植物の成長パターンを見るにつけて、夏に休眠してしまう植物の話です。
庭木や花木、果樹などは休眠する冬に、元肥となる寒肥(かんごえ)を施すな。
春先に元気な芽を出させるのが目的で、他には”お礼肥”や”芽出し肥”もあるな。
近所の栗の果樹園でも晩秋になると鶏糞で肥料を施していますが、実に臭いな。
来年、良い栗が獲れるように収穫後に施す追肥の一種ですが、落葉しています。
既に休眠していてるから栄養を付けるようにと思って、肥料を施している分け。
ところが、夏に掛けて休眠する球根植物は、暑い時期に肥料が必要なのかなあ。
と、思いましたが、一度、試しに与えてみようと思って青いハナニラで実験だ。
開花が終わって、鉢の表土が風に飛ばされたのか、痩せたのか無くなっている。
なので、枯れ茎や葉を取り除いてから、その上に、薄く用土を被せてみました。
それから、油粕肥料を適量、パラパラ撒いて、もう一度、用土を被せてみたの。
まあ、たっぷり灌水して、来年までたっぷりとお休みを取ってくれと祈ります。
肥料が直接球根に触れている分けでもないから、悪影響はないんじゃないかな。
というわけで、フリージアも同様に施肥を実施しましたが、来年に乞うご期待。
こういった球根植物は、施肥が不要とかネットでは言っているのですが、本当にそうなのか、自分自身で試してみることにして、他のオキザリスでもトライしてみようと思う自分なのでした。
おまけ: 実は、ノビルのムカゴも同様な施肥をしていますが、来年まで我慢。
0 件のコメント:
コメントを投稿