2024年7月16日火曜日

函館から海を渡って恐山へ出向くというルートは、なかなかの山岳路でしたが、ラリーみたいに飛ばした自分は、ちょっと不心得者 ー 恐山菩提寺(青森県むつ市)

     
恐山に行ってはいけない人の特徴をネットで紹介していましたが、笑いました。
死者への供養の気持ちが無いとか、信仰心が無い人は、そりゃ、当然でしょう。

それよりも、軽はずみで行く人って、神社仏閣を冷やかす気持ちなのだろうか。
まあ、恐山菩提寺を参観せずに、手前の駐車場で宇曽利湖の借景も拝めますな。

(1)軽はずみな気持ちで行く人 
(2)霊感が強い人
(3)死者への供養の気持ちがない人
(4)精神的に弱っている人 ...
(5)匂いに敏感な人
(6)軽装な人
(7)ペットを連れている人
(8)信仰心がない人

しかも、匂いに敏感な人とありますが、火山なんだから硫黄の匂いは当たり前。
後は、軽装な人とありますが、確かにタンクトップとか肌の露出は控えたいな。

そう思うと、ごく常識的に考えて参観すれば、咎め立てされることもないんだ。
ただ、霊感の強い人は、カルトチックな特徴で、あの世に引っ張られるのかな。

自分の場合は、その方面では鈍感なので、全く問題なくて、今回は先祖供養だ。
少し早いお盆の墓参りを済ませつつ、その足で恐山へ詣でようと言う信心旅行。

途中、函館で一泊しましたが、フェリー着の大間でレンタカーも借りて直行だ。
ここからはカーナビを使ってルート検索をしましたが、これがおバカなマシン。

なんと、むつ市まで南下したら恐山を目指すルートしか、紹介してくれません。
本当は、大畑から薬研温泉に向かう県道へ折れて、途中からまた恐山へ左折だ。

このルートなら、上さんが希望した先祖供養で読経してもらうのに間に合うわ。
だから、カーナビは無視して、以前に運転した経験のマイナビで走るに任せる。

こうして、カーナビが二時間二十分と紹介したのを、大幅に切り上げ到着です。
まあ、一時間と十五分ぐらいで到着したので、お寺に入って受付を済ませます。

クリックで拡大するよ
     
上さんは、死に目にも会えずに、鬼籍に入った父親を供養したかったらしいの。
こういう出来事は、コロナ禍の時期には、たくさんの人が見舞われているから。

自分は、もちろん両親の供養を思ってお願いしましたが、お布施を渡しました。
料金は決まっていて明快な会計なのですが、大きな卒塔婆まで用意してくれた。

それと、本殿と本堂の二か所で読経してくれたので、ご加護も深まりそうです。
こうして、すべての作法を終えてもらうと、卒塔婆を供養堂に置いてきました。

というわけで、お数珠を持っていって、読経中はずっと手を合わせていた自分。
なので、信心深い方かと思われたのか、寺の方から昨年も来られた方でしたかと、尋ねられた時は面食らって、いやいや人違いですと答えるなど、なにかと思出深かったお寺参りなのでした。



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