昭和62年12月26日滑走 |
日高地方は、まさに競走馬の故郷です。
日本で七割近くの生産牧場が集中しています。
夏は冷涼で、冬は寒さが厳しいとはいえ雪も少ない。
北海道の軽井沢と称されるほどの土地柄です。
だから、一年を通して走り回ることができる。
子馬を生育するにはピッタリの環境だということです。
ここでは、サラブレッドの親子を放牧地でよく見かけます。
子馬が寄り添う姿を見ていると、実に微笑ましいのです。
もし、夏休みなどで訪れたら、牧場の見学をお勧めします。
自分も見ていて、時間がたつのも忘れるぐらいでした。
さて、牧場の集中する沿岸部は雪がかなり少ない。
スキー場らしいスキー場もほとんど見かけません。
ただ、日高山脈の麓、内陸地域はちょっと事情が違います。
雪雲は、この二千メーター近い稜線にぶち当たります。
こうして、降らされた雪は1メーターの積雪に達します。
厳冬期にもなれば、氷点下20度の一面銀世界。
さらさらのパウダースノーでは、雪合戦の雪玉も作れないでしょう。
こんな環境ですから、このスキー場は意外に実力があります。
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ゲレンデのレイアウトも、縦線形で3キロのダウンヒル。
ゴンドラとか高速型もなく、リフト四本だけと実にシンプルです。
知る人ぞ知る人だけが滑りに行くようなゲレンデでしょうか。
知名度もニセコのようなリゾートからみると実に地味です。
というのも、昔は交通の便がかなり悪かったのでした。
札幌や千歳から直通する国道ですが、冬場は通行止めです。
代わって沿岸部の迂回路だと、一時間以上遠回りになります。
今なら、道東自動車道も開通しましたので便利になりました。
さて、このスキー場は日高町の市街地から目と鼻の先です。
宿泊施設も意外に見つかりますので、ぜひ出かけてみてください。
と言うわけで、今もってゲレンデを思い出せる、 懐かしいスキー場です。
それから、お帰りには道の駅”樹海ロード日高”で、 ぜひお買い物を楽しんでいただきたいと思うのでした。
おまけ:
日高国際スキー場パンフ(裏)
日高町パンフ(表)
日高町パンフ(裏)
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