2015年5月4日月曜日

斑尾高原で開催されていたニューポート・ジャズ・フェスティバル - 斑尾高原スキー場 (その二) (長野県)

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スキーリゾート斑尾高原の十周年記念事業として、始められたようです。
地元のペンション経営者らが構想したイベントの核は、ジャズミュージックでした。

このため、本場のニューポート・ジャズ・フェスティバルを誘致することになりました。
夏の高原でゲレンデを観客席に、ビールでも飲んで野外ライブを楽しむ趣向です。

ジャム・セッションも楽しめますが、テニスなど他のレジャーと組み合わせられます。
正直に言いますが、斑尾ってこんなこともしていたのかと、思ってしまいました。

こういう野外のコンサートというのは、開放感があり新鮮な気分に浸れるものです。
うす暗く紫煙が充満するようなライブハウスの印象だけが、ジャズではないはずだ。

もし、このフェスティバルの醍醐味を体験できたなら、その人は最高に幸せでしょう。
ジャズはライブこそ本質だそうでして、その意味では良いイベントだったと思います。

Wayne Shorter - Speak No Evil (1964)
ユーチューブはこちらから
フェスティバルに参加していた

さて、自分もジャズ好きで、音楽データならCDに換算して二百枚はあります。
ただ、改めてこのジャンルの良さを再認識したのは、ユーチューブのおかげでした。

インターネットの通信速度も高速化し、アップロードされる音が良くなったのです。
圧縮した音楽ファイルも、mp3で標準の128kbpsから、今はそれ以上です。

聞いていて分かりますが、平成21年の後半から全般的に音質が変わりました。
それまでは、圧縮率が64kbpsのシャリシャリと耳障りな音に耐えていたのです。

それから、ユーチューブ自体も進歩して、音を鑑賞できる水準へ変貌を遂げます。
後は、好みの音楽ジャンルを検索して、試聴を繰り返すのが楽しみになりました。

The Three Sounds - Moods (1960)
ユーチューブはこちらから
ジャズ喫茶の定番アルバム

よく食わず嫌いといいますが、ジャズって始めに何を聞いてよいのか分かりません。
昔は、リスナー入門書みたいな書籍が色々と出版されていたのを覚えています。

ただ、評論家が書いたのは、変に高尚過ぎて、お高く留まっただけの気もします。
大体、音楽というものは聞いて楽しめればそれでよくて、それ以外は何も無い。

一方、ジャズ好きのファンが数多くブログを開いていて、ネットで散見されるのです。
それを丹念に探し当てるのも楽しいのですが、変な玄人より格段に内容が深い。

もし、あなたが英語が得意なら、ウイキペディア英語版でもぜひ検索してください。
ジャズミュージシャンの紹介記事が実に豊富で、日本語記事は糞レベルでした。

誰が書いたのか拙く訳したのか知りませんが、ネーティブの方が記事はすばらしい。
こうして、グーグルで記事を検索しながら、ユーチューブでもデータを検索しまくる。

現在では、好きになれそうなミュージシャン、アルバムが気軽に見つかる時代です。
繰り返し聞きたければ、i-tunesのような音楽ダウンロードサイトから購入するだけ。

正に、ネットに出現した多数の素人による集合知が専門家を不要としています。
音楽を自由に楽しむのに、これだけ敷居が低くなった時代は、かつてありません。

というわけで、フェスティバルは、平成16年からスポンサーが集まりませんでした。
このため、開催にできずにいましたが、後年、規模を縮小して再開されています。

やっぱり、地道にライブを、毎年毎年、続けていくことこそ大事だと思うのですよ。
他方、ネットの集合知は参考にはなるかもしれませんが、その上を越えてみたい。

今を楽しく生きていく上で、ジャズ音楽ならライブ音楽を聞くという体験こそ、人生にもっと巾や深みを与えてくるような気もしますし、スキーだって滑ってみなけりゃ爽快感は分からないのと同じだと、等しく思うのでした。


おまけ:
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