ヨウシペツの滝 |
この滝は、知床半島に数ある滝の中でも、比較的落差があります。
観光船ツアーに参加すると、カムワイッカの滝の先で遭遇できるんだ。
ただ、不思議なのは観光船のパンフにも紹介されていませんでした。
斜里町の道の駅で手に入れた、斜里・宇登呂マップにも載っておりません。
それでも、グーグルマップでは、名前を検索すると位置は特定しくれます。
場所は分かりましたが、これだけ大きな滝なら国土地理院はどうなんだ。
HPを見つけて知床半島を拡大してみましたが、滝の記号があるかなあ。
記号は、川を渡るように棒が一本引かれ、滝壺側に川を挟んで点が二つ。
硫黄川と地図に名前が記載されており、後は記号ががあるかどうかです。
それで、よく見ると河口に二つあるのですが、二段滝なのかもしれません。
カシュニの滝 |
等高線を見ると、合計で80メーターありますが、写真は二段目でしょう。
三十メーター以上あって壮観には変わりませんが、やや水量が足りないか。
この後、半島の突端に向かうと、チャラセナイやカシュニの滝が出現です。
特に、チャラセナイは、滝が流れる崖の直下に、番屋が建てられています。
夏の漁期に、漁師が寝泊まりする家屋ですが、裏手が滝とは驚きました。
こうして、知床畔の突端までたどり着いたら、出港した宇登呂港に戻ります。
本当を言うと、前日の長丁場のドライブで疲れていたせいで居眠りしました。
だから、途中、ウトウトしていたので、写真を見て分かったぐらいなんだ。
ちゃんと見物すれば良かったと思ったけど、この後、サプライズが起きました。
それは、イルカの群れに遭遇したり、クジラが悠然と泳ぐのを目撃できたの。
ヒレをバシャンと海面に叩きつけて泳ぎ去る光景は、テレビで見たのと同じ。
ザトウクジラじゃないかと思ったけど、そう見られるものではないと思います。
というわけで、海岸をうろつくヒグマには、残念ながら出会えませんでした。
観光船には、”動物出没カレンダー”というのが掲示されていたんですけど、欠航したり、運航しても何も見られない日があったりしたから、それに比べればイルカとクジラに遭遇できただけでも、果報者だと思って差支えないと感じたのでありました。
午後の便に乗ると夕日がきれいだよ |
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