2018年9月27日木曜日

近所で咲いている花を愛でるのもいいけど、北海道にある原生花園の花々には敵わないと思うんだ - ワッカ原生花園(北海道・北見市常呂町)

マルバルコウ(丸葉縷紅)

近所のアパート駐車場で、金網に絡まって繁茂していたのを見つけました。
この花は、朝顔の仲間で、つまりサイツマイモ属のヒルガオ科に属します。

日本固有種ではなくて、芋根の星朝顔と同じく、北米原産の帰化植物なんだ。
どちらも、暖かい気候を好む植物みたいで、生息地は本州以南とありました。

すると、神奈川県あたりが北限だろうと思いますが、温暖化現象もあるしな。
だから、じきに関東南部に広まっていくのではないだろうかと思いました。

それで、今日、種子を採取できましたので、来年、育てようかと思います。
今年は先んじて、芋根の星朝顔の種をまき、花を咲かせることができました。

ただ、この手の侵入生物は繁殖力が強いらしく、育てるのは難しくないみたい。
仲間のアサガオも中国渡来の植物だし、他方、種子は非常に硬い殻を持ちます。

それが理由だと思うのですが、発芽を容易にするのに一工夫の処理が必要なの。
アサガオの場合、種の皮を紙やすりで擦って薄くすると、二三日で発芽します。

青、ピンク、濃い赤紫と色々咲きました
芋根の星朝顔、花は直径3cmで小粒

何もしなくても発芽はしますが、自分の場合、二週間も掛かってしまいました。
そうなると、このマルバルコウは、種子が小粒で処理をどうしたらいいのか。

ネットでは、水に漬けて皮をふやかせとありますので、そうしてみましょう。
まあ、芋根の星朝顔も諦めかけた頃に芽が出ましたので、果報は寝て待てか。

その代わり、非常に多くの種子が採れるので、その分が補われているのかな。
そんな風にも思いますが、来年のラッパ型の花にバリエーションが増えました。

白い小さな豆アサガオも種を播かずに残してあるので、一緒に播きましょうか。
そんな来年のベランダガーデニングの計画ですが、夏休みに話を戻すとします。

もちろん、花にまつわる思い出で、北海道のワッカ原生花園に行って来ました。
原生花園は、オホーツク海沿岸をはじめ、道東~道北にかけて存在しています。

パンフの中身はこちらから
パンフの中身はこちらから

今回、知床の次に小清水原生花園にも立ち寄ったけど、季節が八月下旬なんだ。
だから、目当てにしていた花の季節もとっくに過ぎてしまい、少し消化不良。

このため、サロマ湖の砂州に広がるワッカ原生花園にも足を延ばしてみました。
これから秋に向かう季節であっても、花の種類が意外に多くて楽しめましたよ。

というわけで、北海道旅行の参考までに、パンフと写真を紹介致しましょうか。
最近は、地球温暖化の現象のせいもあってか、このマルバルコウのような暖地性の植物が生息地を北上させているのが気がかりでして、北海道にあるような、寒冷地気候によって誕生した湿地性・湿原のお花畑が、気象の異変で消え去ってしまわないことを祈らずにはいられないのでした。


ハマナス
ウンラン
カワラナデシコ
フウロソウ



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