2018年9月6日木曜日

”ポケベルが鳴らなくて”って歌はいい曲だけど、今やポケベル自体が消滅したという技術革新の早さ - マサイ通信(ロケットニュース24)



スティーブ・ジョブズは、iPhone発表の際、電話の再発明と語りました。
既存のiPod、携帯電話、インターネット端末を一体化した役割です。

電話を電話以上の存在に変えた発言ですが、これがパラダイムシフト。
その後、スマートフォン普及は飛躍的に進み、誰しもが使いこなす時代。

一方、通信業界は、固定電話方式が長らくデファクトスタンダードでした。
その時代、富士通、NEC、沖電気の三社が安定経営だったのも事実。

ところが、携帯電話やスマホの普及で、市場がガラッと変化してしまった。
これらの会社は見る影も無く、過去の会社となってしまった今日この頃。

そして、かつて日本に携帯のメーカーもあったけど、スマホは無いに等しい。
ビックリなほど業界の変化は瞬時に起こるし、そこについていけるかどうか。

これこそが勝負の分かれ目なんですが、正にイノベーション、技術革新だ。
わずか二十年の間でも、こんなに世の中は変化するが、人々も変ります。

  
それは、ネットニュースの”ロケットニュース24”で見かけた連載企画なの。
ライターの羽鳥さんが、アフリカ取材に出かけてマサイ族と仲良くなります。

それは、マサイ族の戦士達にライオンの倒し方を、教えてもらうことでした。
そして、仲良くなったルカさんと言う人から、何気なくおねだりをされるんだ。

軽い気持ちだったのでしょうが、井戸が枯れたので、お金を援助してくれ。
ところが、この羽鳥さんはライター根性たくましく、こんな提案を致しました。

ちゃんと日本人と同じ原稿料を払うから、自ら井戸を復活させろだって。
しかも、ビックカメラ福袋で手にした格安スマホを送って、投稿させる算段。

これが、始まったのが三年前の11月14日で連載は192回になりました。
いやはや、続いている事自体が驚きで、スマホが無ければ出来なかった。

ルカの本、書籍にされたんだって

そんな技術革新を思うと、自分の働く業界も後何年なのだろうかと思う。
それは、石油産業の中でも、自動車とその燃料を取り巻く産業界のこと。

自動車整備工場もそうだろうし、エンジン関係の部品産業もそうなんだ。
点火プラグ、バッテリー、エンジベルトなど、結構有名な企業が多いよね。

だって、電気自動車が実用化すると、石油燃料が使われなくなるかも。
リチウムイオンの蓄電池にしても、航続距離が延びながら安全性も向上。

とどめは、2020年の実用化が目標の全固体型リチウム二次電池開発。
これが完成したら、充電時間も短くなるし、航続距離も格段に伸びます。

そうすれば、ガソリンスタンドに行って、給油する習慣すらなくなってしまう。
プラグインハイブリッド車にしても、家の充電で、給油回数は減るかもよ。

その分、消費量も減る分けだから、商売上、収益確保も難しくなります。
厳しくなれば、廃業や業態転換の給油所が増えるのは、当たり前です。

近未来にありえるかも

そうなると、ますますガソリンスタンドが減少する可能性が高くなりました。
まあ、商売上がったりと思いますけど、社会全体の利便性は高まります。

だって、給油所の社会インフラ投資が減るし給油時間も節約できます。
しかも、二酸化炭素の排出も抑制できて、環境にやさしくなるんだなあ。

要するに、携帯も自動車にしても、インフラ整備に投資負担が減るんだ。
だって、携帯は、投資負担の少ない中継基地局の拠点整備だけなの。

だから、アフリカ新興国も、いきなり携帯の普及する動きが発生しました。
となると、導入速度が早まり方では、電気自動車が加速するのでしょう。

こうして、現在の内燃機関の手段は、世界全体でEVへ置き換わるのか。
とどのつまり、技術革新で廃れてしまう方式や制度は多々あるということ。

というわけで、マサイ族の話しから、自分が身を置く業界まで広がりました。
日本政府にしたって、7月24日、2050年までに世界で売る日本車すべてを電気自動車(EV)などの電動車にして、ガソリンだけで走る車をなくす目標を打ち出したばかりですので、安閑としては居られなくなって来たということなのでした。



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