安倍・李洛淵(イ・ナギョン)両首相会談 |
韓国のイナギョン首相といえば、天皇陛下の”即位礼正殿の儀”で来日。
それに合わせて、安倍晋三首相とも親書を手渡しながら会談しました。
まあ、来日した首脳と五日間で、合わせて62人と会談をこなしたとか。
そうなると、一人当たりに要した時間は、会談とは言えない立ち話程度。
十分を切る場合もあったようですが、韓国は21分間と粘りに粘ります。
政府は、最初、今さら話しても埒が明かないので、十分と見積もったの。
ところが、メンツしか考えない韓国は強引に二十分にしたというのが本当。
どうせ、分かり合えることのない国ですから、会うだけ無駄な時間の浪費。
手渡された親書にしても、従来通りの紋切り口上で、解決策は絶無だ。
しかも、首脳会談を提案して韓国が打開のアリバイ作りに奔走しただけ。
アメリカへ特使の派遣で、日本と交渉でGSOMIAを解決すると嘘をつく。
そっちがそうなら、こっちもこうだよと無い袖を振らず、門前払いにしたの。
一方、何でも日本が憎くて、軍事、賠償、経済など、分野は構わない。
要するに、日本の謝罪で、それ見ろ、俺たちにひれ伏したと小躍りする。
これまで、文在寅政権は、反日姿勢をあからさまに数々の仕打ちでした。
日本人にもお馴染みで開いた口も塞がらずに、関係を壊したいのだろう。
日本との積り積もった弊害をなくそうとするから、””積弊清算”なんだって。
ならば、日本も、日韓関係を清算して、ガラガラポンで相手にしないよ。
ところで、このイナギョン氏は、革新勢力の牙城、全羅南道の出身だな。
民主活動家で大統領にも選ばれた、あの金大中氏と同郷なのですわ。
それで、このキムデジュン元大統領がご逝去されて、十年が経ちました。
この方は、太陽政策で北朝鮮に緊張緩和政策を志向した人物です。
これが功を奏してノーベル平和賞を受賞しましたが、実態は左翼系ね。
韓国で長く続いたパクヒョンヒ軍事独裁政権時代に、暗殺されかけたり。
もっとひどいのは、日本に滞在中、KCIAの一味に拉致誘拐されたんだ。
大阪で工作船にに乗せられて、海上で危うく忙殺されそうになったのよ。
これを日本政府が、ヘリコプターで追跡し、照明弾を落としたり威嚇する。
自身、日本とのマスコミインタビューで、海に投下されるのを覚悟したって。
まあ、執拗に追い掛け回したから、犯人も日本側に知られたと分かった。
結果、同氏は、五日後、自宅近くのガソリンスタンドで解放されました。
これって、日本政府の行動なくしては、ご本人は助からなかったはずだ。
だから、同氏は恩義に感じていたのか、あまり反日姿勢は見せなかった。
北朝鮮との外交政策を見ても、当時から左派系だと分かっていたけどね。
そんな金大中さんの出身地域だから、左派が強いのも当たり前でしょう。
ジャーナリスト、篠原常一郎さんも紹介しましたが、銅像があるらしいよ。
北朝鮮の金日成像みたいに、かの地域に行くと、林立しているらしい。
イナギョン首相だって、そんな偉人を知っているはずだし、日本語も喋る。
だから、会談の時、日本に強い態度をとることもできなかったのでしょう。
そして、会談後、日本語でインタビューに軽く答えていたのが驚きでした。
最近の韓国の政治家は、普通、日本語が話せても公式の場で披露しません。
金大中さんも大統領になってから、日本語を話すことがなくなりましたな。
それを思うと、イナギョン首相は、今の政府はやりすぎだと思っているのか。
禁を犯してまで、韓国の政治家が日本語で答えていたのは久しぶりだ。
というわけで、彼は、全裸南道の偉人と共に、政治活動をしてきた同士だ。
だから、日本が金大中を救ったことは十分に理解していて、恩を仇で返す様な立ち振る舞いはできないと感じていたのかもしれず、そうだとしたら、韓国における現在までの左派政権の系譜が金大中氏から始まっており、そういった歴史に日本政府が一役を担ったことを顧慮しない文在寅は、堕ちるところまで堕ちてもらおうと、断じるのでした。
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