ゴンドラ山麓駅 |
横浜からわざわざ雪質の良くない西日本まで遠征し、スキーを楽しむのが通人。
というより、滑ったことのないゲレンデの様々なコースを楽しみたいだけの事。
それで、広島県に遠征したのは理由があって、片道一時間ちょっとで着くから。
人口百二十万人の都会、広島からは近郊とも呼べる場所にゲレンデがあるんだ。
まあ、取っ替え引っ替え、滑りに行っても飽きが来ないようなゲレンデ数です。
その内、ゴンドラ施設のスキー場は、瑞穂ハイランドとアサヒテングストンね。
どちらも同じ山塊のロケーションで、テングストンは北面の斜面に存在します。
本当は、島根県のスキー場なんだけれど、県境だから広島のお客さんが目当て。
高速インターから近くて、それなりに交通至便だとは思うが、アプローチが難。
スキー場入口を示す看板のある道路から入ると、やがてカーブの山道が続くな。
これが真北に面して日差しも入らないから、降雪すると溶けないまま残ります。
早朝だと溶けた雪も改めて凍って、アイスバーンの可能性も高く、除雪は必須。
滑りに行った時、前日に降雪があったみたいで、路面は20センチ以上の深さ。
借りたレンタカーは、スタッドレスタイヤ装着ですが、わだちもなくて往生だ。
朝も早いから除雪車の入った形跡もなく、車両の往来が少ないので新雪の走行。
いかに雪道に慣れていると言っても、カーブの多い坂道の走行は恐ろしくなる。
途中、スタックした軽自動車を追い越したけど、止まったら登れなくなります。
とにかく、雪道で路面のグリップ力が弱くて、タイヤの空回りを感じつつ走行。
こうして、駐車場に到着しましたが、ここからスキーセンターへ一苦労の登り。
この坂も意外に急で、凍った路面に新雪が被るというスリリングな経験でした。
やっとこさ到着したら、スキーヤーを見つけるのが難しい貸切状態のゲレンデ。
ただ、陽が高くなって雪がベタ付くのも早そうで、先ずゴンドラで上がります。
懐かしい太平策道のキャビン |
そこから、更にリフトに乗ると標高千メーター以上になり、雪質もそこそです。
なので、ゲレンデ最上部で繰返し滑りましたが、少し斜度が緩く飽きて来ます。
本当は、ゴンドラ山麓駅までノンストップ滑走したかったのですが問題がある。
それは、トップのリフトから降りてくると山頂駅付近が真っ平のゲレンデなの。
なので、キックターン走行を余儀なくされたりで、ノンストップは二回が限度。
感想としては、瑞穂ハイランドより斜度の緩いコースが多いが、楽しみました。
ただ、天然の雪頼みのゲレンデらしく、スノーマシンが限られている感じです。
なので、ゲレンデコンデションが天候に左右されるので、暖冬は苦しいかもな。
というわけで、前シーズンはコロナと暖冬の二重ショックでオープンできない。
なのに、遅ればせながらの降雪があって滑られるようになった頃には時すでに遅しで、運営会社の経営状態も悪化して自己破産する羽目に陥ったのは何とも残念ですが、その前に滑り止めで滑走したのが幸いであったなと思う自分がいるのでした。
おまけ:
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お久しぶりです。昨シーズンの雪不足とコロナで閉鎖したスキー場は、多いのでしょうね。北海道は、外人が来れず、4月の富良野は地元の人がほとんどでした。私は旭川在住ですが、すでに根雪になり、早めのオープンが期待されます(黒岳はすでにオープンしています)。健康に気をつけて今年も滑りましょう。
返信削除コメントをありがとうございます。
返信削除昔、富良野にあった距離1.2キロのシングルリフトを思い出しました。
乗っていて凍えてしまった思い出があります。
今シーズンはどこに行くか、まだ決めていませんが、多分西日本でしょう。
雪質は今一でも、意外に面白いゲレンデが多いのです。まあ、コロナの収束次第になりますが。