2020年11月2日月曜日

交配実験までするつもりはありませんが、色々なアサガオを咲かせてみるのは楽しいものだと思うワクワク感 - アサガオの仲間各種(グリーンカーテン)

アメリカアサガオ

通勤の道すがら、いつもとは反対側の歩道を歩いたら、濃い青に見とれました。
ご覧の通りアサガオだとすぐ分かりましたが、花が直径3~4センチと小さい。

帰宅して調べたらアメリカアサガオと判明しましたが、毎年咲いていたのかな。
背の低い生け垣に絡みつくように咲いていて、それなりに美し見える花なんだ。

熱帯アメリカが原産で江戸時代の末期に渡来した観賞用の花だけど、今は雑草。
繁殖力も強くて道端で咲き出すと、駆除する必要に駆られるのがお決まりです。

朝顔の仲間は、種子の外皮が非常に硬いので、なかなか腐ることはありません。
そのため、種子が地上に散布された後、発芽の条件が揃うまで休眠中なのです。

このため、駆除したと思ったつもりが、知らない間に生えて新たに繁茂します。
一年草ですら繁殖が旺盛なのに、多年草だと地下茎を掘り起こさねばならない。

イモネノホシアサガオがそうなんだけど、ピンク色の花が次々と咲いて可愛い。
その一方で、小さな種子は飛ばすわ、芋みたいな根っこは生き残っている始末。

こうして、花壇や植物の鉢を勝手に侵食してしまって、二年程度の栽培が限界。
このアサガオの栽培は止めてしまい、すべて一年草の品種に切り替えています。

ただ、日本は気候が温帯に含まれますので、熱帯のアサガオだと冬を越せない。
このため、本来の多年草な種類が、一年草として繁殖している場合もあります。

ルコウソウがそうですが、このアメリカアサガオは元々が一年草で育てやすい。
こぼれ種が落ちないように注意すれば、翌春に勝手に生えてくることもないな。

マメアサガオ(一年草)
ホシアサガオ(一年草)

それで、このアサガオは第二次世界大戦後に帰化が認められたという品種です。
もうすでに野草なんで観賞用の価値はないけれど、品種の改良には使われます。

普通の朝顔に近い系統らしく、静岡大学の米田先生が交配実験をしていました。
その結果が、ネットでググると出てくるんだけど、花びらの色合いが多様だな。

米田先生は曜白という品種を作り出したので、栽培愛好家に知られている先生。
一方、この歩道のは野生種と思いますが、やけに濃い青色で交雑かもしれない。

何れにしても、この青色が人目を引いて、来年の栽培用に種子を採取しました。
というわけで、近所ではホシアサガオを咲いていたので種子をゲットしたんだ。

これで、来年に向けたグリーンカーテンの種子として、曜白、立田葉、白ふち赤紫、オリジナルのピンク・青、アメリカアサガオ、ホシアサガオが揃いましたので、野草化した野生種は秋口になって遅く咲く趣向を加味して、初夏から秋の中旬まで長期間に開花を楽しめるよようになるなと、今から期待する自分がいるのでした。



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