ミレー ”鍬を打つ男” |
中学校の国語の授業で習った詩人の自由律短歌ですが、無意識に詩作なのです。
抒情詩人で有名ですが、アノンアノンという擬音語の効果を狙ったのが面白い。
昭和初期、モダニズムの中を駆抜けた夭逝の詩人ともいえますが、習作の短歌。
以降、詩へを移り変わっていくのも、敏感な感受性を口語に反映させたいから。
建築家としての活躍も期待されていましたが、24才の絶命ははかない生涯だ。
その代わり、彼の作品は、日本の文学史に永遠に刻み込まれたと思いますね。
それで、どうしてこの短歌を思い出したかというと、このアノンアノンの擬音。
鍬を打つ音が、どうしてこんな音に聞こえるのか、与謝蕪村の俳句にも似通う。
”春の海終日(ひねもす)のたりのたりかな”の一句を思い返す趣向もあります。
まあ、作品で生きた言葉なので不自然と思わないし、単語自体も存在しません。
一方、アメリカ大統領選は、”Qアノン(QAnon)”なる団体がトランプ支持だ。
その根幹をなす思想は、民主党の連中と一部のエリートが関与していると言う。
それは、悪魔崇拝と児童虐待が大好きな変態が、かなり米国内に巣くっている。
それを共和党の支持者に言わせれば、トランプ大統領の失脚を企んでいるとか。
これこそ、ディープステート(アメリカを影で操る闇の政府)なんだそうだよ。
このため、大統領がこうした邪悪な相手と戦っている想定なのだが荒唐無稽だ。
ただ、日本のマスコミも、売電候補のドラ息子スキャンダルを全く報道しない。
ネットで写真や動画露出しまくりで、おいらも見たが小児性愛のエロし放題よ。
この程度は、可愛いくらいだ |
トランプさんに言わせれば、売電の犯罪一家は巨額のチャイナマネーで潤った。
家族全体がスキャンダルまみれで、果ては近親相姦のおぞましい噂も出ました。
まあ、エリートの変態ぶりでは、有罪判決を受けた投資家エプスタインも有名。
こいつは罪を恐れたのか収監中に自殺しましたが、変態ぶりは人後に落ちない。
性の饗宴を楽しむために離れ小島を買い取り、そこに違法に児童を集める始末。
そこで行われた酒池肉林が暴露されたんで、正にQアノンの告発内容に合うな。
ところで、この団体の名前が一風変わっているが、匿名のQが組織したからだ。
普通、カルトはリーダーの統率で組織をまとめるものだが、どうも違うらしい。
この人物の正体も明らかにされないままに、組織が大きくなっている現実です。
実際、トランプ大統領の再選を強く支持して、共和党の保守派に合流する意味。
というわけで、小児性愛(児童虐待)に反対するのなら常識人の範囲でしょう。
しかも、アメリカのキリスト教徒の中でも、信徒数が増加している保守的な福音派は、トランプ大統領の支持基盤でもあるので、このカルトの構成員も信者だろうと思うのですが、人種差別や性差別に反対して台頭した戦闘左翼のテロ団体、アンティファ(ANTIFA)に比較すれば、かなりマシじゃないのかと思ってしまったのでした。
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