平成16年12月27日(月)滑走 |
観光資源が豊かなのだから、無理にスキー場をこさえる必要は無かったのです。
そんな思いの観光ホテル併設のゲレンデですが、休止から十年を過ぎましたな。
観光地の富良野は、夏場がメインでしょうから、冬の季節はお客さんも少ない。
だから、この時期の集客を狙って、無理くりゲレンデを開いたと思うのですよ。
距離はそこそこですが、ペアリフトが一本だけでコースもバリエーション不足。
感想としては、十勝岳の東側山麓で標高があり、寒さの厳しいゲレンデでした。
ホテルの宿泊客ですら、殆ど滑っていなくて、自分だけの貸し切り状態で滑走。
だけど、テレンコの緩斜面なので、楽しめなくてリフト券を使い切るのが退屈。
そんな印象だったので休止されてしまったと聞いても、すんなりと納得します。
もっとも、ホテルは、外国人観光客もインバウンドで増えたので、営業継続中。
急に有名になった、インスタ映えのする”青い池”も、ホテルから近い場所だな。
そんな観光資源に恵まれた場所ゆえ、蛇足だったのは、ぬぐえない感じでした。
一方、上富良野町の市街地、ラベンダー公園にあるスキー場は好対照でしたな。
放課後のちびっ子たちが滑りに来ていて、俗に言うバンビリフトがありました。
簡易に設置できるリフトで、標高差の少ない斜面に向いているし、料金も安い。
立ち寄り程度に滑走しましたが、こんな子供たち向けゲレンデがあってもいい。
そんな風に思いましたが、他に立ち寄って滑られなかったのは、北星スキー場。
芦別スキー場を滑った後に移動したのですが、ここは閉鎖中で稼働していない。
中富良野町営のちゃんとしたリフト一本の小さなゲレンデですが、お休みです。
というわけで、残念に思いつつ、白銀温泉まで滑りに行ったというスキー旅だ。
この後、どこで飯を食って、どこで寝たのかは、かなり記憶があいまいなのですが、まだ道の駅も今ほどは少ない頃でして、休憩できるようなパーキングにでも車を止めて、例の通りに野宿をしていたのであろうと思い返すのでした。
PDFはここをクリック |
0 件のコメント:
コメントを投稿